トロティネット [パリ]
フランスで、ワールドカップで困っているのは受験生だけではなさそうです。
社会人もまた困った問題に直面。つまりサッカーと仕事の両立です。
フランスが決勝進出を決めたペルー戦は夕方5時からの放送で、ギリギリ終業後。しかし、勤務時間中にも試合はあります。
サッカーが気になって気もそぞろ、なんて状態では仕事になりません。
こうなったら逆手にとって、みんなで試合を見ましょう!サポーターキットもOK!なんて会社もあるようです。日本にも同じような会社がありそうな・・・。
日本代表の次戦は25日の0時。こりゃちょっと翌日の勤務に影響が出そうですねえ〜。
それはさておき、パリ市の運営する自動車のレンタルAutolibはうまくいかなかったようで姿を消すことになりました。
その代わり、もっと手軽な乗り物が登場しました。
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年6月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
それがこの乗り物。
フランスではトロティネット(trottinettes)と呼ばれていますが、日本ではキックスケーターとかキックスクーターと呼ばれているようです。
昨日からパリ市に導入されたのはこれの電動タイプ。
ここはパリ6区。これから使い方をデモンストレーションしてくれます。
まずはヘルメットをかぶりスマホでトロティネットのロックを外します。さあ、これで乗れるようになりました。
どうやらトロティネットにはGPSが取り付けられているようです。
「一日が終わったら夜のうちに全部回収し充電を済ませて、翌朝からまた貸し出すというシステムになってます」
料金は、ロック解除に1ユーロ、1分ごとに0.15ユーロかかります。ということは、10分乗ったら2.5ユーロ(1+0.15 x 10min)(300円くらい?)。
速度は最大で24キロまで。自己発電装置付きで50キロ分の電力を賄います。
このサービスを提供しているのがアメリカの会社Lime。この電動キックスクーターはアメリカではすでに60都市に普及しています。さらにベルリン、フランクフルト、チュリーッヒでも導入済み。
夜の9時には全部のキックスクーターを回収し、充電やメンテナンスをしたのち、朝の5時にはまた使用できるようになっているそうです。
ただし、使用するためにはスマホに専用アプリをダウンロードする必要があるそうです。
<お知らせ>
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、姪っ子の誕生日にトロティネットをプレゼントした。姪っ子が怖がっていたので、安心させるために僕が乗って見せた。その結果、転んで肋骨にヒビがぁ〜〜〜 」
VDM(Vie de Merde)より
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