30ユーロで晩ご飯31 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯チャレンジシリーズ。30ユーロで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ります。
今回のチャレンジャーは、6回もフランスBBQチャンピオンに輝いたことのあるアレクサンドルさん。
なあ〜んだ、バーベキューか、焼くだけじゃん、なんて思ってると大間違い。
チャンピオンとなるとただの焼くだけバーベキューではありません。

下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年6月30日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
アレクサンドルさん、買いものカゴを持って登場です。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
ここはサン=ディジエの市場。
まずは何と言ってもお肉。チャンピオンが選んだのは肉付きのいい鶏の胸肉。700gで7ユーロ。
胸肉はパサパサになりがちなのでサフランでマリネするそうです。
で、やってきたのがこちらのお店。小さな瓶に入ったサフランを4ユーロで購入。胸肉を100gで1ユーロだったことを思うと、やっぱり高いですね。
サフランの瓶にはあの農業見本市で銅メダルを獲得したことを証明するシールが貼ってあります。
この段階でお財布に残っているのは19ユーロ。
次にやってきたのは乳製品のお店。ここでは、ハーブの入ったトムチーズと牛乳と生クリームを購入。これで前菜のタルトを作るらしい。これが全部で6.02ユーロ。
バーベキュには野菜も欠かせません。八百屋さんで、トマト5つ、ズッキーニの花4つ、アスパラガスを数本購入。アスパラガスはもう直ぐ旬が終わるようです。
さらに杏も合わせて購入。合計7ユーロ。残りは5.98ユーロ。
最後に向かったのがパン屋さん。サン=ディジエの名物お菓子ブラガディーズ(bragardise)を求めてやってきました。小麦粉、バター、シナモン入り砂糖で作ってあります。これが5.50ユーロで残りは0.48ユーロ。
お買物はこれで終了。予算内で収まりました。
ではバーベキューの始まり。
火のついた木炭をコンロに入れ、水の入ったバットを真ん中に置いておきます。こうしておくと、適度の蒸気が出て料理するのにいいそうです。これで準備完了。
まずはフレッシュチーズと玉子の白身で作った具をズッキーニの花に詰めます。トマトにも同じもの(?)を詰めます。
熱伝導のいいプレートの上に乗せ、コンロの蓋を閉めて焼きます。
そしてこちらの鉄板では前菜のタルトとデザートを同時に作ります。
タルトの上に乗っているのはトマトとトムチーズ。ズッキーニはさいの目切りにしてそのまま焼きます。
デザートのパンナコッタは真ん中で作ります。
今回は詳しいレシピが発表されてないので残念ながら細かな作り方はよくわかりません。
さて、最後にサフランでマリネした胸肉を焼きます。予めオリーブ油を周りに塗ってあります。
そして出来上がったのが本日の晩ご飯。少々洗練されたバーベキューでした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、女子4人が集まればバーベキューの火を起こすことができることを私の彼に知らしめた。そして、消防士がものすごい速さで駆けつけてくれることも知らしめた
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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