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週末はコインブラで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はポルトガルの都市コインブラ(Coimbra)を旅します。

 パリからは飛行機と列車か車を乗り継いで3時間あまり(ポルト経由)。

 大学都市として知られるコインブラ、どんなところなんでしょう?

 では出発!

Portugal_Coimbra.jpg

下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年7月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ポルトガルの文化の中心コインブラは、リスボン、ポルトに並ぶ大都市です。

 丘の上にできた街の観光は徒歩で。

 「街を観光するのに車は不要です。この両足で十分。問題は階段が多いこと」と旅人。

 あの一番高いところにある建物まで上がっていきます。

 ここは元王宮で、欧州で最も古い大学の一つコインブラ大学があります(青印)。開校は13世紀。毎年、25,000人の学生を受け入れています。

 試験が終わるとこんな風にお祝いするそうです。

 学生たちが着ているのはコインブラの伝統的スーツ。何かあるときは必ずこのスーツを着るそうです。あのハリーポッターの学生服のモデルにもなったとか。

 ガイドさんと一緒に大学の中に入ってみましょう。ここはジョアニナ図書館(赤印)。1717年に作られました。16世紀から18世紀の貴重な書籍60,000冊ほどが集められています。ガイド付き見学は7ユーロ。

 ちょっと早いですが、次は今晩の宿へと向かいましょう。

 ここはHotel Oslo(緑印)。屋上のテラスでは360度の展望が開けています。

 「素晴らしい眺めでしょう。ここからはジョアニナ図書館や歴史地区が見渡せます」とホテルの方。

 客室は40室ほど。中はシンプルで小ぎれいな感じ。

 ライトアップした夜のコインブラ。さぞかし学生であるれているかと思いきや、人通りも少なく落ち着いた佇まいです。

 今晩はちょっと変わったお店で夕食をいただきます(オレンジ印)。

 レストランRefeitro da Baixaは古い陶器製造所の中にあり、焼き釜のすぐ隣でお食事ができます。そして製造所の見学もできます。

 「これは古い型です。100年ほど前のものです」と係りの男性。

 お店で使われている食器は全てこの製造所で作られたものだそうです。お料理はどれもこの地方伝統の料理。旅人さんたちがいただいたのはバカラオ料理。塩漬けの干し鱈を使った料理です。

 翌日はちょっと変わった場所に行ってみましょう。ここはミニチュアパークPortugal dos Pequenitos(水色印)。

 ここに来れば、縮小版ですが、ポルトガルの有名建築が全て見られます。

 「ベレンの塔、ジェロニモス修道院、凱旋門など、リスボンにある建造物が再現されています。ここまでのパークを作るのに20年かかりました」とパークの支配人。

 そしてポルトガルに来たら見逃せないのがファド。

 歌手のジョアオさんが演奏会場Fado ao Centroの奥にあるアトリエを案内してくれました(こげ茶印)。

 ここで作られているのがリュート。ファドには欠かせない楽器です。

 最後はジョアオさんのファドを聞きながら、今回の旅の費用をお知らせしましょう。

 飛行機代が120ユーロ、空港からコインブラまでの車代が30ユーロ、ホテル代が75ユーロ、夕食代が20ユーロ、見学代が17ユーロ、お菓子代が8ユーロ(映像には出てきませんでした!)、ファドの演奏会が10ユーロで、締めて280ユーロ(約37,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、職場の同僚に、週末、自宅でお昼をご馳走すると言ったら、車が故障して来られないと言う。しかし、その日の夕方、彼が車で自宅に帰っていくのを見た・・・

VDM(Vie de Merde)より



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