真夏の夜のスペクタクル [ノルマンディー地方]
水泳のバタフライはフランス語でパピヨンというようです。
パピヨンは蝶々、バタフライも蝶々・・・ええっ、あの泳ぎ方が蝶々???
とても蝶々には思えない!
この種目で泳いでいる人をプールで時々見かけますが、ものすごい水しぶきで往生します。
隣のレーンで油断してると顔面に大量の水がビームとなってばさっとくる。下手するとその水を飲み込みかねません。
あのような泳ぎ方を蝶々などと優雅な生き物に例えるなんて信じ難し。
どっちかというとバタバタ泳ぐからバタフライ、そんな感じです。
それはさておき、フランス有数の観光地モン=サン=ミッシェルでは、夏の夜だけこんなスペクタクルを開催しているそうです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年8月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
観光客の数もまばらなモン=サン=ミッシェルの黄昏れ時。
西側の展望台からはこんな景色を目にすることができます。
こりゃちょっと神秘的な眺め。本物を見たら心が震えてしまいそうです。
そして、混雑していた修道院も静けさを取り戻していました。
いくつもの縦長の窓から柔らかな光が差し込んでいます。
そして、今年は、夜も島に残っている人たちのために、こんな光のスペクタクルが繰り広げられていました。
「モン=サン=ミッシェルの原点、つまり数世紀前のモン=サン=ミッシェルに戻るというのがこのスペクタクルの趣旨です。ろうそくの明かりの灯された部屋のあちこちでお坊さんとすれ違うかもしれませんし、お化けが怖かった子供時代に戻ることができるかもしれません。修道院の夜は不思議は空間に生まれ変わります」と関係者の男性。
中にはこんなお部屋もあります。
こちらの男性、思わずボ〜ッと見とれていました。建物が建物なだけに圧倒されます。
こんな島にこれだけの修道院を作るなんてよくできたなとつくづく思います。
このイベントは9月1日まで毎晩開催されているそうです。
これを見るためには、島の中に宿を取らないと難しいですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、母がオペラを見に行った。開演前に携帯電話の電源を切るようにというアナウンスがあった。電源の切り方がわからなかった母は、携帯をハンカチで包みバッグにしまいこみ、そのバッグの上に座ったそうだ
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
本当にきれいな夕方ですね。
素晴らしい!!
by 風の友 (2018-08-11 16:46)
風の友さん
この世のものとも思えない美しい眺めですねえ〜。
機会があったら是非ともライブで見てみたいものです。
by carotte (2018-08-15 15:35)