エスプレットの唐辛子 [バスク地方]
数日前に紹介した英国とフランスの間で勃発した帆立貝戦争。
これを打開するため、フランスの農業大臣がロンドンまで赴き、英国の農業大臣と話し合うことになったそうです。
フランス側としては、帆立貝の成育期に当たる5月から10月の間は漁は行わないというルールを英国にも適用してもらいたいとしています。
うまく話がまとまるといいですね。
さて、フランスのバスク地方では特産品の唐辛子の収穫が始まったそうです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年9月4日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
全体が赤く色づいたら収穫のゴーサインです。
このバスク地方の丘で唐辛子を栽培する農家は200軒ほど。収穫はこうして人の手で行われます。
「赤い実の首から尻尾まで形が壊れないように収穫するのが大事です。この首のあたりが傷ついてしまうと、紐でゆわえることができなくなってしまいます」とオリヴィエさん。
この作業は11月まで続くそうです。
収穫された唐辛子の一部は、15日間以上かけて乾燥されます。乾燥させると香り豊かな唐辛子になるそうです。
「新鮮なうちにこうして乾燥させ熟成させるんです。熟成が終わったら青い部分は全部取り除きます」
このエスプレットの唐辛子はAOC&AOP付き。そのため栽培方法が厳格に決められています。
雨が少なくても、ひどい干ばつにならない限り、水やりは行いません。自然のままに育てるというのがそのルールです。
こうすることで畑によって個性豊かな唐辛子が育つそうです。
そして、乾燥させた唐辛子は砕いて粉にします。
「食前酒のおつまみからデザートまで使える唐辛子ですからね、優れた食材ですよ」と別の生産者。
赤い唐辛子をデザートに使う?そんなことしたら激辛デザートになりそうな、と思いきや、エスプレットの唐辛子は辛くない、むしろその豊かな香りが特徴です。デザートに使っても激辛にはなりません。
こちらが紐で結わえた唐辛子。確かに、あの首の部分が傷ついていたら、こんな風にはできないですね。
この地方では家の壁にも飾られるくらい自慢の特産品です。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、赤信号で止まっていると、見知らぬドライバーが馴れ馴れしく投げキッスをしてきた。というのも、偶然、あちらとこちらの車のナンバープレートが連番になっていたからだった
」
![[目]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/84.gif)
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0