立派な駅なのに・・・ [トピックニュース]
朝晩は涼しくなってだいぶ楽になりましたが、どうも中途半端な気候で困ります。
エアコンをつけるには涼しすぎる、つけないで動き回るとじわっと汗がにじむ。どうも愉快じゃない。
30℃越えの暑い夏はもたくさん!湿度も気温も低い、爽やかな秋が早めにやってきてくれることを切に願います。
そんなこんなでふてくされている今日この頃ですが、本日の話題へとまいりましょう。
フランス南部の都市モンペリエでこんなことが起きていました。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年9月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
モンペリエの郊外にできた真新しい駅。数ヶ月前に完成して営業を開始しました。かかった費用が1億3500万ユーロ(約174億円)。
中に入ってみると、こんな感じ。お客さんの姿を求めてホームにも行ってみましたが、ほとんどゼロ。
「不要なものにお金をかけてしまった感じがしてならないですよ」と男性。
がらんとした構内にアナウンスだけが響いています。それもそのはず、ここを通る列車は1日で8本だけ。
しかも、モンペリエの市街地からここまで6キロほどあり、路面電車とシャトルバスを乗り継いでここまで来るのに45分あまりかかってしまいます。
「ここまで来る間に列車が出てしまいました」と男性。
ところが、しばらくすると突然、混みあい始めます。パリ行きの列車が間もなく出発するからです。
シャトルバスの便が追いつかないのか、ギリギリに到着する乗客が大勢いるようです。
「ここまで来るのに45分もかかってしまったんですよ。私が遅れたわけじゃない」と受付で駅員に詰め寄る男性。
どうやら予定の列車に乗れなかったようです。こちらの男性も同様です。
「シャトルバスが来るのをずっと待ってなくちゃならなかったんです。そのせいで列車に乗り遅れました」
市民からの苦情を受けて、市は市街地と新しい駅を結ぶ交通機関の強化に取り組むことになっています。
さらに、国鉄は1年以内に新しい駅を利用する列車を増やすことにしているそうです。
174億円もの税金を投入して作られた駅ですから、きっちりそれだけの役割を果たしてもらわなくてはならないですね。
そして、番組の最後に登場したのが、ルアーヴルで進水式を終えたばかりの巨大貨物船。
ものすごい数のコンテナが船上に積み上げられています。
長さ400メートル、幅60メートルのフランスで最大の貨物船だそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、仕事でパリに行くことになった。急いで列車に乗り込み、すべてチェックを済ませて準備万端。駅からタクシーに乗ろうとしたら、そこはニースだった
」
![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0