ワイン農家で10日間 [フランスのワイン]
9月ももう半分まできました。今年は、来週、再来週と三連休が続きます。
せっかく涼しくなったことですし、ここはゆっくり休養して夏の疲れを癒しておきたいところ。また箱根の温泉にでも行くか・・・。
それはさておき、フランスでは各地でブドウの収穫とワインの仕込みが始まっています。
この時期、欠かせないのが、その仕事を手伝ってくれる季節労働者の皆さんです。
宿泊所と食事はワイン農家が提供してくれます。重労働ですが、仲間と寝食を共にするうちに連帯が生まれて、いい雰囲気になってくるようです。
そんなワイン農家の一つを訪ねました。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年9月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
お仕事始まってますね。歌を歌いながらだと仕事がはかどるって言いますが、どうも本当のようです。
なんだか収穫したブドウを食べちゃう人もいるようで・・・。
ブドウの房がぎっしり詰まった背中の樽はかなり重そうです。
「腰は痛くなっちゃうし、手はこんな具合で、やっぱりちょっと痛いです」と女性。
ここはボジョレー地区のブドウ園。1829年からずっとこうして人の手でブドウが収穫されて来ました。
今年、手伝いに来てくれた労働者は全部で25人。
夕方、食事の準備が始まります。おお、ミケちゃん、それをよそ目にくつろいでいます。
お皿に盛られた牛肉料理。これが明日のエネルギーになります。
一方、労働者の皆さんはワイン蔵でアペリティフ。ワインならたっぷりありますもんね。なんだかパーティみたいで楽しそう。
子供たちがベルを鳴らして夕食の時間を知らせてくれます。
さあ、みんなでいただきましょう!学生さんもいれば、休暇をとってやってきた勤め人もいます。
身分はどうであれ、ここでは10日間、寝食を共にしてひたすらブドウの収穫に励みます。
おっと、ここにはワンちゃんもいました。おとなしく人間たちの食事が終わるのを待っているようです。
「これを体験する前と後ではだいぶ違うでしょうね。少し成長できるかなと思います」と女性。
「このワイン農家は伝統を守っていて、とてもいい雰囲気ですよ」と男性。
お食事を作ってくれたのはこのマダム。なんだか寮のおばさんみたい。
食事の後はキャンプファイア。
「祖父母も両親もこうして手伝ってくださる皆さんをもてなしてました。小さい頃は毎年こんな具合で夜はよく眠れなかった記憶があります」とワイン農家の方。
焚き火を囲んでダンスも始まりました。労働で疲れているのに大丈夫?
でも、むしろこれで疲れも吹っ飛ぶのかもしれません。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夏季だけカフェで給仕係の仕事をしている。あるテーブルに四つ折りの紙が置きっ放しになっているのを見つけた。これはデートのお誘いか?とちょっとドキドキして開けてみる・・・チューインガムだった
」
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
VDM(Vie de Merde)より
>とちょっとドキドキして開けてみる・・・チューインガムだった
自虐ネタのヒロシ、が使えそうですね^。^
by アヨアン・イゴカー (2018-09-15 14:18)
アヨアン・イゴカーさん
確かに、これ、「ヒロシです・・・」でしたねえ〜。
by carotte (2018-09-16 16:38)