RATP社のお宝 [フランスのお宝]
昨日の、炒ったコーヒー豆をナスに埋め込んでホイル焼きにしたのには驚きました。
一体、どんな味になるのやら・・・。是非とも一度試してみたいもんです。魚料理に合うそうです。
さて、先週末のフランスは “文化財デー” でした。全国で様々な歴史的建造物が無料で市民に開放されたようです。
大統領官邸のエリゼ宮もその中の一つ。しかし、見学者があまりに多かったせいか、7〜8時間待ってやっと見学できたという人もいたらしい。
そんな中、パリ市の地下鉄やバスを運行しているRATP社が、歴代の車両を展示していたそうです。
あるフランス人家族と一緒に訪ねてみましょう。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年9月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがその会場。すでにたくさんの人で賑わっています。ガイドさんの説明を聞きながら1世紀以上にもなるパリの公共交通の歴史を学びます。
こちらはギオ家御一行様。お祖父さんに連れられてやってきました。
地下鉄、路面電車、バスなど200台以上もの車両が展示されています。どれも廃車になる運命でしたがRATP社がリノベーションして当時のまま保存してあります。
例えば、こちらは1900年7月19日、初めてパリに地下鉄が開通した時の車両です。
白黒映像に登場したアールヌーヴォ調の地下鉄の出入口がパリらしいですね。
車両の内装もちょっと豪華で今とはだいぶ違っています。
「ゴム製のタイヤで走る地下鉄はRATP社の技術者が発明したものです。これが世界へと広がっていったんです」と関係者の方。
車両によってはこんな風に俳優さんが解説してくれます。
あの地下鉄の中でのパフォーマンスを思い出します。突然、歌が始まったり人形劇が始まったりしますよねえ。
ギオ家のお祖父さんに聞いてみました。
「何か思い出はありますか?」と取材班。
「そうですねえ、初めて父と一緒に乗った時のことですかね。たとえば、後方にデッキがついているこのバス。皆、飛び降りたり飛び乗ったりしてました」
このバス、昔のフランス映画によく登場しますね。
もう四半世紀前のことですが、実際にデッキのついたバスがたまに走っていたのを見たことがあります。
今はどうですかね?さすがにもう走ってないでしょうね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、美容院に行ってきた。これぞまさしく “文化財の修復”! 」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0