30ユーロで晩ご飯37 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます、というのがいつものルールですが、今回はちょっと趣向を変えて、4人分のタパス(スペインの小皿料理)を作ってもらいます。
チャレンジするのは、スペイン国境に近いフランス南部の町タルブにお住いの、アンダルシア出身のマダム二人。今日はにぎやかですよ〜。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年9月22日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがチャレンジャーのお二人、コンチタさんとロザリオさんです。
やってきたのはタルブの市場。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
お肉屋さんで順番を待っている間にマダムがタパスの意味を教えてくれました。
「タパスは蓋という意味なのよ」
そう言えば、ある王様がアンダルシアにやって来た時、飲み物に虫が入らないようにハムの一切れをグラスにのせて蓋の代わりにした。そのうち飲み物と一緒に小皿料理を出すようになり、それがタパスになった、というような話を聞いた事がありましたっけ。
そんな話をしているうちに順番が回ってきました。生ハム、豚のフィレ肉、チョリソーを購入。これが7ユーロで残りが23ユーロ。
次は魚屋さんでエビを買います。お会計の前に値段交渉をするのがスペイン流。特に今回は予算が決まってますからねえ。マダムたち頑張ってます。で、結局、5ユーロで手に入れました。残りは18ユーロ。
「絶対、交渉しないとダメよ」とマダム。
その他に、鶏肉を7.90ユーロで、玉子を3ユーロで購入しました。残りは7.10ユーロ。
パン屋さんではパンを二切れ?普通こんな売り方しないかも。今回は節約シリーズですから量り売りしてくれたようです。これが1.65ユーロで残りは5.45ユーロ。
次は青空市場へ。お友達にばったり出くわしたり、試食したりと大忙しです。しかし、買い物は続きます。
トマト、玉ねぎ、にんにく、パセリ、ジャガイモを購入。これが締めて3.43ユーロ、残りは2.02ユーロ。
最後に2ユーロ分のオリーブを買って買い物は終了。残りは0.02ユーロで、ほとんどピッタリ賞で使い切りました。
では厨房へ。お友達二人も加わって調理開始!
4人が一斉に始めてしまって、どこを見たらいいのやら・・・。
こちらはジャガイモ、玉ねぎ、にんにく、玉子を使ったスペインのオムレツ、トルティーヤ。一丁出来上がり!
ロザリオさんが作っているのはガンバス・アル・アヒージョ。エビのにんにくオイル煮です。
「ニンニク少々、赤唐辛子少々を加えます」
一方、チョリソーと豚フィレ肉は火を通し串に刺して出来上がり。
最後はパン・コン・トマテ。すりおろしたトマトにニンニクとオリーブ油を加え、トーストしたパンに吸わせて出来上がり。
どれも簡単で美味しそう。パンに生ハムを乗せたピンチョスもあります。お酒が進んでしまいますねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、バルセロナ7日間の旅から戻ってフォトアルバムを整理しネットにアップしようとしていると、Facebookがアルバムの中に知人がいると言ってきた。それは、タパス料理のタコ。これが私だって」
VDM(Vie de Merde)より
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