30ユーロで晩ご飯38 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回のチャレンジャーは最年少国会議員のサンドリーヌ=ル=フールさん、27歳。所属党は共和国前進。
農業従事者でもあるサンドリーヌさんがオーガニック食品を使って作ってくれます。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年9月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがサンドリーヌさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えてもらいましょう。
いつものように市場にやってきました。朝の10時。様々なお店が並んでいます。皆さん、秋の装いですね。
それはともかくとして、まずやってきたのが八百屋さん。トマト、カボチャ、ニンジン、ジャガイモを購入。これが11.45ユーロで、残りが18.55ユーロ。
「この方、誰だか知ってますか?国会議員ですよ」とリポーターさん。
「知らなかったよ、ごめんなさい」と八百屋さん。
サンドリーヌさんの知名度は残念ながら今ひとつのようです。これからに期待しましょう!
次はパン屋さんへ。ABのマークはオーガニックの印。ここではオーガニックの小麦で焼いたパンを売っているようです。パンが2.50ユーロで、残りは16.05ユーロ。
果物屋さんではデザート用にイチゴを購入しました。こんな時期にイチゴ?
7月の猛暑で生育がはかばかしくなかったため収穫が遅れ、後ろにずれこんだそうです。いちご一パックが3ユーロで残りは13.05ユーロ。
そして最後はメインの料理に使うカワメンタイを購入。予算が限られているので13ユーロ分の切り身を購入しました。残ったのは0.05ユーロで、ほぼ使いきりました。
ではサンドリーヌさんのお宅のキッチンで調理開始です。
まずは野菜を切ります。皮はむきません。適当なサイズに切ったら鍋で火を通し、水気を切って潰します。これがメイン料理の付け合わせになります。
魚をフライパンで焼いたら、つぶした野菜の上にのせて出来上がり。
サンドリーヌさんは、WTOに発がん性の可能性があるとされたグリホサートという除草剤の使用禁止を訴えています。目下の目標はこれを法制化すること。
一年生議員として頑張っていますが、プロの料理人ではないようで、レシピをチェックしながらの料理です。
最近は紙ではなくハイテクを使ったレシピ本があるようですね。キッチンでも使いやすいようにデザインされています。
デザートはこのハイテク料理本を見ながら作ります。どうやらイチゴのタルトを作ってくれるようです。
小麦粉、玉子、バターでサブレ生地を作ったらオーブンで焼きます。焼きあがったところで、カスタードクリームをのせイチゴをトッピングしたら出来上がり。
前菜はトマトとルッコラ(?)のサラダのようです。
今回は家庭的な料理になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、地下鉄でくしゃみをしたら、約4名が別の車両に移っていった
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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