30ユーロで晩ご飯39 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、料理記者のオリヴィエ・プールさん。
秋を感じさせてくれるお料理を作ってくれるようです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年10月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この方がオリヴィエさん。どうやら専門はワイン。
本日はオリヴィエさんのご自宅があるブルゴーニュ地方にやってきました。
ここはシャブリ地区のぶどう園。早速30ユーロを渡して材料を揃えてもらいましょう。車に乗って市場へ向かいます。
「ワインを使った料理にしようと思ってるんだ。それに秋だから、キノコもいいと思うね」とオリヴィエさん。
さあ市場に到着です。まず向かったのが八百屋さん。
ジロール茸の250グラム、エシャロットを数個、そして玉子を6個購入。玉子は放し飼いの鶏が産んだもの。
さらにデザート用にイチジク8個も手に入れました。これが全部合わせて12.54ユーロ。残りは17.46ユーロ。
最後に八百屋さんがシブレットをおまけしてくれました。八百屋さん、ありがとう!
次に向かったのがお肉屋さん。加工肉と鶏肉が専門のお店です。
ここではメインの料理に使うもも肉を購入。大量生産ではなく、小規模農家で大切に育てられた鶏のもも肉です。
さらにスモークベーコンも買いました。合計で13.15ユーロ、の頃は4.31ユーロ。
次はスーパーにやってきました。スパゲティと料理に使う赤ワインを購入。これが4.02ユーロで残りは0.29ユーロ。
これでお買い物は終了です。30ユーロ以内でおさまりました。では調理開始!
まずはジロール茸の前菜から。
フライパンでエシャロットのみじん切りを炒めたら、そこににジロール茸を投入。一緒に炒めます。最後にみじん切りのシブレットをふりかけ、半熟卵をトッピングしたら出来上がり。簡単ですね!
ちなみにジロール茸はアンズのような香りとコショウのようなピリッとした味がするそうです。
次はメインのブルゴーニュ風コッコーヴァン(鶏の赤ワイン煮)。ブルゴーニュ風とは言っても、そもそもこの料理の発祥の地はブルゴーニュです。
ベーコンとエシャロット+玉ねぎを刻んで鍋で炒めます。そこにもも肉を入れてさらに炒めます。周りに火が通ったら赤ワインを加えて煮込みます。
なんだか白い粉が入っているように見えます。小麦粉ですかね?とろみを出すためでしょうか?
「弱火にして煮込みます。台所のガス台の端の方に忘れられたように朝から晩まで鍋が置いてあるというような感じの料理なんです」
最後はイチジクのデザート。
イチジクは縦に4つ切りにしました。フライパンにワインを入れて火にかけアルコールを飛ばします。ここにイチジクを投入。ワインをさっとからめたら出来上がり。
おっと、隠し味を忘れるところでした。コショウを一振り。
ええっ、イチジクにコショウ???これが合うらしいのですよ。お皿に盛りつけたら最後にミントの葉を飾って出来上がり。
メインのコッコーヴァンはこんな具合に煮上がっていました。付け合わせはスパゲティでした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、9歳になる娘に、赤ちゃんはどうすれば生まれるの?と聞かれて、夫と私が代わる代わる答えていると、娘が言った。『ふ〜ん、でもそんなことするより玉子で産むのがいいな』」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0