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個性ある小さな市町村2 [ブルターニュ地方]

 シリーズの二回目は、ブルターニュ地方へ向かいます。

 ポントリウ(Pontrieux)は人口1000人ほどの小さな村。この村の特徴はボートに乗るとわかります!

Paris_Pontrieux.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年10月23日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これは海へと続くトリウ川(Trieux)。

 この川を遡ると村に到着です。途中に大きな水門があるようです。

 「こうして川を航行していると昔のことが偲ばれます。かつては多くの荷物を積み込んだ船がこの川を往来していたんです」

 19世紀まで、ポントリウは物流の港として栄えていました。特に亜麻や木材が中心だったそうです。

 今ではプレジャーボートが岸辺に並びます。

 唯一このボートだけがその名残を伝えています。でも運んでいるのは物ではなく人。

 村は中世の趣を残す建物でいっぱいです。しかし、今回の主役は、陸に上がってしまったら見つけることはできません。

 このまま村を縦断する川をボートで進みます。見えてきたのは石造りの洗濯場。屋根付きです。

 川岸の1キロ足らずの間にこのような洗濯場が50もあるそうです。その中の一つがこちら。

 「ここに薪を入れて火を起こし、鍋でお湯を沸かしたんです」とシャルリーさん。

 どの洗濯場も広い庭の奥に作られています。

 「昔、この辺りには多くのブルジョワが住んでいたんです。その奥方たち、家から運んできた下着やら何やらの洗濯物を、あまり人に見られたくなかったんです。それで専用の洗濯場を作ったんです」

 これらの洗濯場は、100年もの長い間、緑の中に放置されてきました。30年前に、協会が設立され修復が始まったのです。

 ミッシェルさんのお宅の洗濯場も美しく蘇りました。

 「私は1990年からここ住んでいますが、居心地のいいところなんです」

 今では村になくてはならないお宝になっている洗濯場。

 こんな華やかなところもあります。何やらギャラリーになっているようです。

 ここは画家のパトリックさんの洗濯場。

 普段、パトリックさんは18世紀に作られたこの家にアトリエを構えて制作に励んでいます。

 もう何年もこの村の風景を描いてきました。ブルターニュ地方のこの地域には独特の色を持つ光があるそうです。

 村のクレープ屋さんのプレープ料理にもそれが生かされているとか。美味しそうですね。

 ポントリウには洗濯場の見学ツアーがあるそうです。ライトアップされるので夜のツアーがお薦めだそうです。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、うちのパパが3歳になる娘の髪を、犬用のシャンプーで洗ってしまった [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より



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