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消防士とカレンダー [トピックニュース]

 もうあと6週間でクリスマスだそうです!だからってなんなのよ、なのですが、早いですね!

 ストラスブールのクレベール広場に設置された巨大ツリーは飾り付けの準備の真っ最中。こんな具合だそうです。→こちら

 向こう側に写る大聖堂の尖塔と仲良く肩を並べているように見えます。

 今月末にはクリスマス市も始まるので、それまでには美しい姿を見せてくれることでしょう。

 去年は大変でしたよね。一本目が折れそうになって二本目を設置したら、これまたヒビが入って危ない!となり、三本目にしてやっとツリーが出来上がったのでした。

 今年は大丈夫そうです。

 さて、年末になると登場するのが翌年のカレンダー。

 フランスでは消防士さんがカレンダーを製作して家々を訪ねて売るというのが慣わしになっています。

 フランス北東部の小さな村シャトー=サラン(Château-Salins)の消防士さんたちは、こんなカレンダーを作ったそうです。

Paris_ChateauS.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年11月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「今年はいつもとちょっと違っておもろいわね。何しろ消防士が子供たちだからねえ」とマダム。

 確かに、いつもならがっしりとした肉体のお兄さんたちが、男の色気を目一杯発散して写っているはずなのですが、今年はなんと子供たち。

 その撮影の時の様子がこれです。子供にはちょっと大きすぎますが、本物の消防士さんのヘルメットと消防服を着せてもらって、どの子も楽しそう。

 2019年のカレンダーには、こんな写真や、あんな写真、さらにこんな写真が掲載されているそうです。かわいい!!!

 どの子も消防士さんたちの実子だそうです。だから皆んなリラックスできていたのかな。

 「来年は子供たち、つまり未来の消防士たちの写真にしようと決めたんですよ」と本物の消防士さん。

 「こんな風に構えて写してもらいました。とても嬉しかったです」と男の子。

 「消防士は好きですか?」と取材班。

 「はい、好きです。人の命を助ける仕事だから」と別の男の子。

 どうもこのカレンダーには値段が付いておらず、購入する方しだいのようです。

 どちらかというとカレンダーは寄付の代わりのお礼の品のようなもの。2,000部が印刷され近隣の町や村に配布されるそうです。

 こうして集められた寄付金は消防士の待遇改善のために使われるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、消防に電話して、『木の上に上がったまま45分経っても降りられないでいるの。パニックになりかけているわ』と説明した。うちの猫かって?違う、違う、私の彼のことよ」

VDM(Vie de Merde)より



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