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アルザスの郷土料理 [フランスの郷土料理]

 昨日の週末旅はいろいろ勉強になりました。フランスとドイツの歴史的関係の輪郭が少しだけですがわかってきました。

 アルザス・ロレーヌ地方はドイツ領になったりフランス領になったりで、苦労が多かったでしょうね。

 月曜日恒例の節約晩ご飯は放送がなかったので、今回は予定を変更して、そのアルザス地方の郷土料理のお話です。

 その料理はドイツではザウワークラウト、フランスではシュークルートと呼ばれています。

Paris_Krauterg.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年11月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 出たあ〜、豪華なシュークルート!

 ソーセージやハムの下にたっぷりシュークルートがのっているはず。よく見るとアイスバインもありますね。美味しそう!

 ドイツでもフランスでも愛されている料理です。

 しかし、何はともあれ、キャベツがなくてはこの料理は作れません。

 そこでやってきたのはアルザス地方の村クラウターゲルサイム(Krautergersheim)(キャベツの村という意味)。

 その名の通り広大なキャベツ畑が広がります。50軒ほどの農家でキャベツを栽培しているそうです。

 9月から12月までの間が収穫期。収穫されたキャベツはこの工場に運び込まれ、洗浄され千切りにされ、この四角いタンクの中に貯蔵されます。

 さすがに機械は次々と千切りキャベツを落とすだけ。手作業で均等になるように整えなくてはなりません。

 「キャベツが平らで均等になってないと、中に空洞ができて色が変わってしまうんです」と担当者。

 千切りキャベツの美しいベッドができたら、塩を混ぜて蓋をします。すると発酵が始まります。

 「これは全くの自然発酵なんです。中世の時代からこうして作られ続けてきました」と協会の方。

 一方、こちらはとあるレストランの厨房。大きな鍋で発酵キャベツをベーコンやソーセージと一緒に煮詰めます。

 お肉の出汁が出て美味しそうですねえ〜。お皿に盛り付ける時はケチケチしてはいけません。

 「キャベツはたっぷり盛り付けなきゃダメですよ。それがシュークルートなんだから」とシェフ。

 立ち上る湯気がまたたまりませんね!さらに付け合わせのジャガイモは必須アイテム。

 食べる時はマスタードもお忘れなく。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、キャベツ畑を散歩しながら、誰もいないのを確認し、思い切りオナラをした。その瞬間、通りすがりの人に見つかってしまった。『すごいねえ、あんたのクラクションは!』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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