マルティニークの特産 [フランスのグルメ]
ゴーン事件、驚きました。
何か会計操作のミスかなんかじゃないかと思っていたら、何だかもっと腹黒い話になってきました。人間って虚しいもんですねえ〜。
日本のマスコミはトップニュースで報道してましたが、フランスでは、私の知る限りでは、2番手、3番手。
トップニュースは、ジレ・ジョーヌ(黄色のベスト)(工事中に作業員が着用するようなベスト)のデモ活動。
あちこちで一般市民が黄色のベストを着て、政府に対し抗議デモを行っているのです。かなり大規模。その映像に興味のある方は→こちら
具体的な理由が今ひとつよくわかりませんが、ガソリンの値段が高騰しているのをきっかけに不満が爆発したようです。
“話は聞く、しかし妥協はしない” というのが政府の姿勢。どこまでこのデモが激化するのか・・・。
さて、話はがらりと変わって、本日は美味しい海の幸のお話です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年11月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
海の幸というのがこれ、白いウニ。
ここはカリブ海のフランス領の島マルティニーク。ウニは黒いものと思っていましたが、白いのもあるんですねえ。美味しいらしい。
マルティニークのあまちゃんは、海に潜ったら、カゴと棒で白いウニをかき集めます。簡単そうですが、見分ける目と素潜りの技術が必要だそうです。
ウニ漁は10日間だけに限定されています。乱獲で数を減らしては元も子もありません。
それでも一回の漁ですごい量のウニが獲れました。どれも大きいですね。
「祖父も父もウニ漁をしていました。私は14歳の時からずっとこの漁に出ています」とフェリックスさん。
岸に戻ったら水揚げです。素手で身を取り出しています。驚き!痛くないのかな?
「ポンポンと2回叩くと割れるから身を取り出せるよ」
やっぱり痛そう〜。
身を取り出したら、殻の中に身だけをもっとたくさん詰め込みます。
何をするのかなと思ったら、バーベキュー!この島ならではの食べ方。
「昔は一年中食べていたんだけどね」と男性。
「ウニは高いのよ。キロ当たり80ユーロくらいするの」と女性。
白いウニはマルティニークのキャビアとも呼ばれています。
漁の時期になると監視船が海を巡回しているそうです。というのも、ウニ漁は資格がないとできませんが、無資格で漁に出る漁船が後を絶たないからです。
今回のこの船も無資格でした。ウニは海に戻され、罰金が科されます。
こちらはレストランの厨房。料理人のリズさんがウニ料理を作っています。これで50ユーロだそうです。やっぱり高い!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、カラーリングをやめたら元の健康的な髪に戻った。しかし、ホッとしたのもつかの間、今度は白髪が出始めた!」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0