銃撃事件に負けるな! [アルザス地方]
縮小したようですが、週末もジレ・ジョーヌのデモがあったようです。しつこいですね。
もういい加減に終わりにしましょうよ。あれだけやってもらったらもう十分でしょう。他国のこととはいえ、気になります。
さて、月曜日恒例の節約晩ご飯もまた放送がなかったのでお休みです。
来週に期待しつつ、本日は銃撃事件のあったストラスブールの今の様子をお伝えします。
大聖堂前の広場で行われていたクリスマスマーケットも無事に再開されたようです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月16日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
検問所に大勢の人たちが並んでいます。クリスマスマーケットが再開されたと聞いてやってきた人たちの列。
「もちろん銃撃事件が起きたことは知ってますよ。でもクリスマスマーケットは楽しいですし行きたいんです。だから行きます。それだけですよ」と男性。
土曜日の朝、閉じられていた屋台のシャッターが次々に開けられていきます。
しかし、お店の方々にとって銃撃事件はまだ生々しく記憶に残っているようです。何しろ3日前のことですから無理もありません。
「そう簡単には忘れられないですよ。犠牲になった方のことをどうしても考えてしまいます」と男性。
前日の夜にはマクロン大統領がストラスブールを訪れ、犠牲者に祈りを捧げるとともに市民と言葉を交わしました。
男の子、泣いてましたね。相当ショックだったんでしょうね。
そして翌日、徐々に訪れる人の数が増えて、今ではこの賑わいです。いつもの年末の風景が戻ってきました。
皆さんにとって大事なのは、いつものように変わらず続けること。
「あんな事件が起きても、私たちを止めることなんてできませんよ。私たちがそうしたいと思えば、そうするまでです」と女性。
ホットワインが暖かそうですねえ〜。
「お店を開店させることは私たちストラスブール市民の務めだと思っています。皆さんがこうして来てくれるんですから、中止にするわけにはいかないんです」と男性。
再開できて本当に良かったですねえ。
さて、この銃撃事件の後に行われた調査によると、今のマクロン大統領に満足していると答えた人は全体の31%で、前回を2ポイント上回ったそうです。
大統領就任の翌年の同じ時期のオランドよりは上、サルコジよりは下という結果になったそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、交差点にジレ・ジョーヌのバリケードがあって立ち往生した。そのジレ・ジョーヌの中にうちの会社の従業員を発見。確か、病欠の届け出を出していたような・・・」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0