クリスマスケーキ [フランスのグルメ]
ジレ・ジョーヌのデモで警備活動を行った警察官には300ユーロのボーナスが支給されるそうです。
大変だったのでこれくらいはするべきでしょうね。
とは言うものの、万年不況で苦しんでいるところに、さらなる支出を余儀なくされるなんて国も楽じゃないですね。
あのデモがフランスの経済に大きな影響を与えることだけは確実のようです。
フランスがいつまでたっても不況から脱出できない理由の一つがなんとなく透けて見えるような・・・。
さて、フランスでクリスマスと言えば、このケーキが登場しないとお話になりません。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはフランス南部の都市トゥルーズのケーキ屋さん。
これぜ〜んぶがビュッシュ・ドゥ・ノエル(bûche de Noël)。フランスのクリスマスケーキです。
暖炉にくべる薪がモデルなのですが、どれも洗練された形になってます。
チョコレート、レモンクリーム等々、色もカラフル。サイズも6〜8人分からお一人様まで各種揃えてあります。
「赤いのか黄色いのがいいわね。私はチョコレートはあまり好きじゃないから」と女性。
「私はチョコレートが好きだから、昔からあるあの普通のがいいね」と男性。
「私はプラリネにしました。うちは皆プラリネが好きで食後に食べるんです」と若い女性。
どうやら事前に予約を済ませたようです。当日、お店に来ると美味しいケーキが出来上がっているというわけです。
このお店ではすでに多数の注文を受け付けたようです。
「今のところ99件のオーダーをいただきました。23日のギリギリまで受けつけることにしています。例年なら400〜500件ほどの注文があります。一件で2〜3種類のケーキを注文されるお客様が殆どです」とお店の方。
もう残り一週間もありません。どこまで伸ばせるか・・・。
こちらは厨房です。クリスマス前の一週間はビュッシュ・ドゥ・ノエルを作り続けるそうです。
24時間、スタッフが交替でフル稼働。最後はこのパティシエが仕上げの飾り付けを済ませて完成です。
これだけ見せられると、やっぱり食べたくなりますねぇ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、午後いっぱいかけて家族全員のクリスマスプレゼントを包んだ。全部を包み終えた直後、値札を取るのを忘れたことに気がついた。最初から全部またやり直し 」
VDM(Vie de Merde)より
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