おかたづけの時 [トピックニュース]
古代から近代まで様々な芸術作品を展示するルーヴル美術館。昨年度の年間入場者数が1000万人を突破したそうです。
世界のどの美術館もこれだけの入場者を記録したことはないとか。
連続テロ事件以来遠のいていた観光客が戻ってきたのがその一因。しかし、それだけではなかったようです。
入場券のネット販売、各種イベントの企画、展示スペースのリフォームなど美術館の努力の結果でもあったようです。
さらに、ヒップホップのスターたちのミュージックビデオにも一役買ったことも要因の一つです。
入場者の75%が外国人。一番多かったのがアメリカ人、次いで中国人となっています。また30歳以下がその半数を占めているとか。
去年の暮れはジレ・ジョーヌ事件で閉館を余儀なくされたにもかかわらずこの数字ですから、やっぱり多かったんですねえ。
今年は、あのガラスのピラミッドが30周年を迎えますし、ダヴィンチの回顧展が開催されるようですから、さらなる記録を更新するかもしれません。
さて、日本では25日過ぎるとさっさと片付けられるクリスマスツリーですが、フランスでは年明けまでそのまま飾られているようです。
しかし、さすがにこの時期になると片付けが始まるようです。

下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年1月3日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはボルドーのとあるお宅。
家族の集まるリビングルームにはまだツリーが飾られています。それに暖炉の上にはサンタさんもいますし、靴下もかけられたままです。
ゲームはクリスマスプレゼントだったのかな?
しかし、さすがに新年の開けたこの時期になると、クリスマス気分ももうおしまいです。さあ、みんなでツリーを片付けてしまいましょう。
まずはてっぺんのお星様から。
去年の12月からずっとここにあったツリー。なんとなく別れがたし・・・。
飾りはまた来年も使いますから大切にとっておきましょう。
取り掛かってから10分足らずで電飾を残すのみとなりました。この電飾の取り外しが難関です。
「しばらくの間、楽しく過ごさせてもらいました。今年はこれでおしまいせす。次にまた楽しいことが待ってますからね」とお母さん。
最後に残ったモミの木は、お父さんがリサイクルボックスに運んでいきます。
使用済みモミの木は粉々になって燃料や肥料として再利用されます。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、美術館の入り口で並んでいると、私たちの後ろにいた家族が言った。『先に入場券を買っててよかったわ』えっ、入場券があるのに2時間も並んでるの???なんだろねこの家族・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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