2月2日 [フランスのグルメ]
東京にも積雪か?などと予報で言ってましたが、結局、翌朝に白いものはどこにもなく普通の晴天の金曜日でした。
少々期待を裏切られてガッカリ。しかし、通勤時間に積雪していなかったことはありがたいことです。
さて、本日は2月2日。クリスマスから数えて40日に当たるこの日は、主の迎接祭(chandeleur)と言われるキリスト教のお祝いの日です。
お祝いの日といえば・・・美味しいものをいただく!となりますが、フランスではこの日、クレープを食べるそうです。
というわけで、今日はそのクレープについて調べてみましょう。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2019年1月283日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらは塩味のきいたお食事用のクレープ、こっちはフランベしたデザート用クレープ。
デザート用クレープはお砂糖をかけただけのシンプルなものもあります。これが結構美味しかったりします。
そしてパリでクレープと言えばモンパルナス界隈。ここにクレープのお店が集中しています。
こちらの方はブルターニュ出身のイヴォンさん。この通りに3軒のお店を開いています。
その一つがここ。従業員は10名ほど。一日にそば粉と普通のクレープ合わせて400食ほど出すそうです。
お昼時はこの通り満席です。こちらの方々はリタイアした人たちの月一回のお集まりでクレープを食べに来ました。
そしてこちらのグループは会社員の皆さんです。
「ガレット、クレープ、飲み物付きで12ユーロです。リーズナブルな値段だと思います」と女性。
飲み物はシードル、サラダもついてます。お客様も満足なら、お店も満足。
というのも、割に利益率の高い商いらしい。
材料費は、生地が0.15ユーロ、玉子が0.1ユーロ、チーズが0.55ユーロ、ハムが0.30ユーロ、締めて合計で1.10ユーロ。お客様に出す時の値段が8.50ユーロ。
「利益率は80%です。ピッツェリアと同じくらい利益率のいい料理です」とお店の方。
それにしても厨房にはたくさんのクレープ焼き器が設置されてましたね。フル稼働する時間帯もありそうです。
そしてこちらは大量生産のクレープ。最近流行のオーガニックのクレープというのがあるようです。
この大量生産のクレープを作っている工場を訪ねてみましょう。
全て自動化。あっという間に焼きあがります。
「ここに生地を広げると、片面がゆっくりと焼きあがります。その次はひっくり返して別の面も同じように焼きます」と工場の方。
この会社、5年前にこのビジネスを始めました。そして、すでに3つ目の工場を稼働させたそうです。
「立ち上げの時は数十万ユーロの投資をして、クライアントの数は60から70ほどでした。現在では年間売り上げが100万ユーロほどになりました」
やはり儲かる商売のようです。
ある調査によれば、10人のうち9人のフランス人が2月2日にクレープを食べるそうです。しかも一人6枚も!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、45分近く探し回って、やっと自分の携帯を見つけた。どこにあったかと言えば・・・クレープ生地の中
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
クレープを焼く機械が、オモシロイ!
あんなふうに焼いちゃうんですねー
でも、焼き立てのパリパリのコンプレがイチバンかなぁ。
しかし、原価率とかシラナカッタです。儲かるんだー。
by nicolas (2019-02-04 10:47)
nicolasさん
なんか、儲かるらしいですよ。人件費を引いてもそれなりの純益が見込めそうな気が・・・。クレープを焼くところを見ている、自分でもやってみたい!という気分になります。食べたくなってきたあ〜。
by carotte (2019-02-09 14:55)