30ユーロで晩ご飯49 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは数々の料理本を出しているイヤニクさん。郷土料理に詳しい方らしい。
ではスタート!
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年1月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
リポーターさん、早々に30ユーロをイヤニクさんに渡しました。
「今日は何を作ってくれるんですか?」
「チコリを使った料理を作りますよ」
「ああ、アンディヴのことですね」
そう言えば前回はネギづくしの料理でしたが、今回はアンディヴづくし。デザートにもアンディヴを使うそうです。
では材料を調達に出かけましょう。ここはリールのワゼムと呼ばれる界隈。
まずは八百屋さんでアンディヴを買います。日本でも普通に食べられるようになったアンディヴ。このまま生で食べてもよし、フライパンで焼いてもよし、少し苦味があるところがまたいいんですよね。
そしてこちらは少々珍しい赤いアンディヴ。味は同じなのかしら???
白いアンディブを8つと赤いアンディヴを1つ買って合計9.25ユーロ、残りは20.75ユーロ。
さらに、デザート用の林檎を5つで2.47ユーロ。残りは18.28ユーロ。
次はお肉屋さんへやってきました。メイン料理に使う豚肉を買います。これが3.04ユーロで残りは15.24ユーロ。
最後はチーズ屋さんで前菜に使うパルメザンチーズを購入。さらにバターと生クリームも買って、合計10.44。
これでお買い物は終了です。手元には4.80ユーロも残りました。
では調理の開始!
まずはデザートから。アンディヴの根元を切り取り、ざく切りにします。これをフライパンでカラメル状になるまで炒めたら最後に乱切りにした林檎を入れさらに炒めます。これを耐熱皿に移しクランブルをトッピングしてオーブンで焼いたら出来上がり。
次は前菜のポタージュ。こちらはとっても簡単。圧力鍋にざく切りにしたアンディヴを入れたら野菜のブイヨンを注ぎ入れます。さらにカブ、玉ねぎ、じゃがいもも加えてスイッチを入れ、煮上がったらミキサーにかけて盛り付けます。
最後はメイン料理。アンディヴは刻まずそのままバラバラにして、スライスして塩コショウした豚肉と一緒に炒めます。最後に刻んだパセリと赤いアンディヴを入れて出来上がり。
ヘルシーで安上がりの晩ご飯になりました。
念のためメニューをおさらいしておきましょう。
前菜が、アンディヴとパルメザンチーズのポタージュ。ああ、最後にパルメザンチーズをトッピングするようです。美味しそう。
で、メイン料理が、豚肉とアンディヴの中華なべ風ソテー。なるほど、そんな感じでしたね。
デザートは、リンゴとアンディヴのクランブルでした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、インスタグラムに自分で作った料理の写真をアップした。友人たちが、これはビーフシチューだ、いやカレーだ、いやいやイカの料理だと大騒ぎ。いい加減にして!これはチョコレート・クレープよ 」
VDM(Vie de Merde)より
リールは寒いからですかね、マルシェじゃなく販売店?
お野菜の並べ方も綺麗でウットリ。
なにより、フロマジュリーのお店の棚に、モンドールが山積み!に、目が行っちゃいました。(つω`*)
大きなスキンヘッドのオジサンふたりが、狭そうなキッチンで仲良く料理してるのも、ちょっとイイ感じ。
仕上がった料理も、何だか野生的に見えました。
by nicolas (2019-02-04 10:40)
nicolasさん
青空市じゃなく普通のお店を回って買ってましたね。モンドール、そんなにたくさん並んでましたっけ?見逃しておりました。
そういうば二人ともその手のヘアスタイル(?)でしたねえ〜。この番組、リポーターさんも手伝うところが面白いですね。
by carotte (2019-02-09 14:51)