レモン祭り2019 [コート・ダジュール地方]
エアバス社が、2021年をもってA380の生産を終了するそうです。
二階建ての巨大なクジラのような旅客機には乗ったことはありませんが、お酒が飲めるバーまで付いていたようです。
残念ながら期待されたほどの実績を上げることなく、姿を消すことになってしまいました。
心配なのは働く労働者の皆さんです。その影響はフランス国内だけにとどまりません。
何しろ、尾翼はスペインで、後方胴体はドイツ、主翼は英国、メインの胴体はフランス、という具合に各国にまたがって製造されていたからです。
このA380の製造終了は3000人以上の従業員に影響が出ると言われています。
さて、2月も半ばを過ぎました。東京は寒さの峠を越えたようで、今週末あたりから寒さが緩むようです。
春が待ち遠しい今日この頃。そんな時、パッと明るくしてくれるのが、マントンのレモン祭り。今年も準備の様子が放送されました。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年2月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
2月16日の今日から始まるレモン祭り。
着々と準備が進められて来たようで、レモンとオレンジでできたモニュメントが形になってきました。
でも、これ、なんでしょ???
今年のテーマは “ファンタスティック・ワールド”。ドラゴン、キマイラ、フェニックスなど伝説に登場する生き物が活躍するようです。
「こんなものができるなんてちょっと信じられないですね。でも、本当に美しいわ」と見物に来た女性。
一方、現場の方達はと言えば、こうして一つ一つゴムで結わえていきます。大変な作業ですねえ〜。
皆さん、作業が早く進むように色々工夫していらっしゃるようです。
でも、一日中この作業をやっていたら、指や腕の筋肉がおかしくなりそうな・・・。くれぐれも無理は禁物。
こちらはレモンとオレンジを使って複雑な模様な地面に描くようです。
このお祭りで使われるレモンとオレンジは合わせて120トン、電飾は5㎞、花は10,000本ほど。
そして協力してくださっている方々は80人ほど。
こちらはパレードに参加する山車の制作現場。
「制作は去年の10月から始めました。完成させるのに2月までかかりました。できあがった作品を見ると、やってよかったなと思います」と男性。
今年で86回目のレモン祭りは3月3日まで開催されます。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、男がフランス電力から調査に来たという。恐る恐る部屋に入れてオレンジジュースでも出しそうになった。翌日になって隣人に『それは泥棒が下見に来たのよ』と言われて驚いた
」
![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
VDM(Vie de Merde)より
何だか今年で86回目だとか。歴史あるんですねー
しかし、いつもレモンをどうやってくっつけているんだろうと思っていたのですが、この内容でやっと判明!
こうやってレモンを据付けているんですねー
これなら無理やりな感じで接着剤も無く、上手くすればお祭り後にちゃんと使えますねー 安心しました♡
by nicolas (2019-02-17 15:00)
nicolasさん
今年で86回ということは戦前からやってるってことになりますねえ〜。このレモンをどうやってくっ付けるかというのが気になっていたのですが、この放送が始まってからやっとわかりました。お祭りが終わると、安値で売ってくれるらしいですよ。ちゃんと食べられるそうです。
by carotte (2019-02-24 17:35)