花合戦2019 [コート・ダジュール地方]
ついにアメリカは “国家の非常事態” になってしまいました。大統領の言うような意味でではなく、その人そのものが非常事態なのでして・・・。
リアリティ番組の時代からずっとトランプ氏と一緒に仕事をしてきたオマロサという黒人女性がいるのですが、去年、ホワイトハウスをクビになって数ヶ月後に、少々暴露本に近い本を出しています。
それによるとオマロサは、トランプ氏がアルツハイマーを発症しているんじゃないかと疑っていました。
テレビの仕事をしていた頃は数字などあっという間に覚えてしまったのに、大統領になってからはろくに覚えることもできなくなったとか。
ツイッターの投稿といい、日頃の言動といい、やっぱり怪しいと思わずにはおられません。
オマロサの本を読んでいると、ホワイトハウスの中で側近たちが、大統領がおかしなこと言い出すたびに懸命にフォローしていた様子がよくわかります。
ウッドワードの本もいいけど、ホワイトハウスの内部にいたオマロサの方がなんだか面白かった。
今になってさすがに多くの人がおかしいと思い始めたらしく、この点についてもFBIが動き始めてます。どうしてFBIが?とも思いますが、誰でもいいから早くなんとかしないとまずいんじゃないんですかねえ〜。
それはさておき、カーニバルの時期になると、やっぱりこのお祭りです。
冬を通り越して夏がやってきたのでは?とついつい思ってしまうくらい華やか。
花合戦が18日の月曜日に開催されました。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年2月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
地中海の小さな町ヴィルフランシュ=シュル=メールで、毎年この時期に開催されるのが花合戦(Combat naval fleuri)。
今年で78回目。この地方伝統の釣り船を様々なお花で飾り、水上をパレードします。
それを見守る観客に、次々とお花が投げ込まれます。皆、待ってましたとばかりに受け取りっています。
「これ、すごくきれいでしょう?今日は晴天だし、こんな恵まれた機会を無駄にしちゃいけませんよ」と言いながらもっとお花をもらおうと頑張る男性。
「このお花、どうするんですか?」と取材班。
「きれいな花瓶に飾るつもりよ」と女性。
パレードに参加したのは20隻ほどの釣り船。どれもきれいですねえ〜。使われたカーネションは32,000本、ミモザは600キロにもなるそうです。
「家族、祖母に祖父、それに友人たちと一緒に船の飾り付けをしました」と男性。
「こんなにたくさんの観客に向かって花を投げるのは楽しいですよ」と別の男性。
皆さんボーダー柄のTシャツがまたよく似合ってますね。
そして、カーネーションもきれいですが、ミモザの美しさが際立っていました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夫婦喧嘩の末、妻がドアをバタンと開けて出て行ってしまった。しかし、しばらくすると花束を持って帰ってきた。妻はテーブルに花束を置くと言った。『ほら、あなたが私にプレゼントするものを持ってきてあげたわよ』」
VDM(Vie de Merde)より
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