国際農業見本市2019 [パリ]
昨日の朝、通勤ラッシュの時間に中央・総武線が停電で止まってると聞いて、どうなることかと思っていたら、私の場合、あまり影響はありませんでした。拍子抜け。
そもそも中央・総武線は利用しないのですが、振替輸送で影響が出るかなと心配でした。
日頃、地下鉄半蔵門線を利用しているのですが、問題なし。
ただ、いつも気になるのが長田町の駅。長いホームの前と後ろにしか出口がなく、さらに工事中で使えるエスカレーターの数が減っていて、毎朝、ものすごい列ができています。
もうかれこれ数年前から工事中。いつになったら完成するのやら・・・。東京五輪までには間に合わせないとまずいんじゃないですかねえ〜。
さて、パリでは、先週の土曜日に国際農業見本市が始まりました。初日の様子をご覧ください。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年2月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
始まったばかりの会場は、見学客と参加者が入り乱れております。牛の鋭い角、ちょっと怖いですね。
午前9時のオープン前には入り口に100人ほどの列ができていました。食物自給率の高い国だけあって農業への関心も高いようです。
時間になりフェンスが片付けられました。一斉に駆け出すのかと思ったら、皆さん普通に歩いて入場していきました。そりゃそうですよね、バーゲンじゃあないんだから。
こちらのご家族、地図を広げて位置を確かめています。
「実は初めてきたんですよ。なんで、迷っちゃいました(笑)」とお父さん。
会場はかなり広いようです。動物のいる会場もあれば、農産物の展示・試食会場もあります。こちらの女の子は無事に動物たちのいる場所にやってきました。
「指をなめられちゃった」と女の子。
楽しいのは子供達だけではありません。大人も同じ。
ブラシをかけられていた栗毛の牛はリムザン牛。たくさんのお客さんがやってきますから、おめかししなくては!
ちなみに、この間の週末旅で食べていたのはこの牛のステーキ。
いつもは青空の下でのんびり過ごしている動物たち、ちょっと勝手が違っているようです。
「はじめはちょっと緊張していたようですが、今はもう大丈夫です」と飼い主。
ガスコーニュ地方からやってきたこの牛、すごい迫力ですね。
国際農業見本市は、様々な動物たちを一度にまとめて見物することができる貴重な機会です。
3月3日の最終日までの入場者は700,000万人ほどと予想されています。
この中には大統領を含む多くの政治家たちも含まれます。毎年必ず入れ替わり立ち替わりでやってきます。
国を代表する産業の一つですから、当然と言えば当然ですが、最初に率先してそれを始めたのはジャック・シラクさんだったそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、そして毎年のことだが、私の彼氏は、私の誕生日になると必ず国際農業見本市の入場券をプレゼントしてくれる」
VDM(Vie de Merde)より
そうなんですね、シラクさんがチカラ入れてたんだー
シラクさん、親日家でしたよね。
この農業見本市の時期になると、春はもうすぐなんだなーって思う季節なんだそうですね。私も一度覗いてみたいです。
しかし、牛の角ホントに危ない!マダムのほっぺ、ギリギリセーフみたいな危うさでした。
by nicolas (2019-02-26 14:22)
nicolasさん
そうらしいですよ。シラクさんが開会宣言をしたりしてたようです。農業見本市といえばシラクさんという時代があったみたいです。この見本市、毎年恒例ですもんね。ワインだのチーズだの、美味しいグルメも食べられますからすごく人気みたいです。
by carotte (2019-03-02 13:35)