カフェ・グルマン [フランスのグルメ]
夏時間か冬時間か?
今年の2月4日から3月3日までインターネットでフランス市民の意見を募集したところ、2,103,999人の意見が寄せられたそうです。
その結果、59.17%が夏時間を、36.97%が冬時間を希望しているそうです。
もちろん、時間の変更はもうやめた方がいいと思っている人は圧倒的に多くて83.71%。
最終的には夏時間になるのか冬時間になるのか?
さて、本日は食後のデザートのお話です。
フランスでは最近、食後にカフェ・グルマンを注文する人が徐々に増えているそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
飲食店のメニューを見ると、確かにカフェ・グルマン(café gourmand)と言うのがあります。
どんなものかといえば、例えば、チョコレートムース、パンナコッタ、カヌレが3つ一緒にコーヒーとセットで出てくるのをいいます。ただ、デザートの方は通常より小さめ。
つまり、小さくてもいいから種類の違うものをちょっとずつ食べたい!という人向きの、欲張りなセットなのです。
「何種類か異なるデザートが食べられるからいいんですよ」と男性。
「これって効率的でしょ。コーヒーとデザートが同時に食べられますからね」と別の男性。
こちらのお店ではカフェ・グルマンのデザートも全て自家製です。これで11ユーロ。ちょっと高いですね。自家製だし、贅沢なセットメニューですから当たり前といえば当たり前の値段かもしれません。
「しかし、カフェグルマンの人気が出ると、その分だけ自家製のデザートが少なくなってしまうのが現実なんです。何しろ、自家製にすると仕事が増えてしまいますから」とシェフ。
どういうことなんでしょう?
そこで試しに、こちらのブラッスリーでカフェ・グルマンを注文してみることにしました。
自家製かどうか聞いてみると、どれも全部どこかのお店で手に入れてきたものばかり。お値段はといえば、8.90ユーロ。結局、コーヒーだけ飲むことにしました。
そしてシェフが、大量生産の甘いデザートを使ってカフェ・グルマンを作ってくれました。
ミニマカロンが0.45ユーロ、ミニチョコレートムースが0.18ユーロ・・・。原価は合計で1〜1.20ユーロにしかなりません。
先ほどのブラッスリーのはこれの7倍の値段!調理にかかる時間も1分もかからないのにこの値段では合わないですね。
そんな中、こちらの女性はミニデザートを作る会社を設立しました。
「レストランはお客を満足させることができますし、大量生産ではない手作りですからレストランも助かるというわけです」
このドーム・シトロンというお菓子は冷凍され、パリのレストランに配達されているそうです。
会社の売り上げは10倍に伸びているとか。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼が病気で食欲がない。そこで大好物のアイスクリームを食べさせてみた。そして気がついた。それは3週間も前に賞味期限が切れていた・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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