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週末はオスロで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はノルウェーの首都オスロを旅します。パリからは空路の直行便で2時間20分。

 北欧の春はまだ先のようで、オスロは雪に覆われていました。

 では出発!

Norway_Oslo.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 週末旅では必ず高いところに上がって街を一望することになっていますが、今回の旅も同様です。

 なにやら高いところに上がっているようですが、ここは冬季五輪のために作られたジャンプ台Holmenkollbakken(青印)。オスロでオリンピック?いつのことだ?と思ったら、1952年のことでした。

 それはともかくとしてジャンプ台って高いですねえ〜。眼下に広がる首都オスロ。パリの4倍の面積を誇ります。

 ジャンプ台の近くにはスキーのできるゲレンデもあるそうです。

 旅人さんはこの辺りからトラムに乗って街の中心へと降りていきます。まず向かったのがオペラハウス(赤印)。10年ほど前から街のシンボルになっています。

 「この辺りはかつては繊維工場が立ち並んでいたんです」とガイドさん。

 雪道を歩いていると思ったら、いつの間にか建物の屋根の上を歩いていました。面白い作りになっているようです。

 「この建物は海に浮かんでいた氷山が陸の上に上がったような形をしているんです」

 中に入ってみると、こんな感じ。

 「あちらが氷河、こちらが流氷、そして向こうが森を表しています」

 この森の扉を開けると・・・劇場になっていました。収容人数は1300人。案内してくれた女性は元バレリーナ!今回は残念ながらオペラもバレーも観る予定はなし。

 その代わり、屋外に出るとあちこちでアート作品を鑑賞することができます。これなんかシャツを干しただけに見えますが、これだけの規模で海風にはためく姿を見ると、何かを表現しているなと感じます。

 そろそろお腹がすいてきました。海岸通りにあるお店Vippaで魚のスープをいただくことにしましょう(オレンジ印)。

 「昔からノルウェー人は魚で暮らしを立てていたんです。世界中に魚を売ってますよ。高品質の魚をね!」と料理人。

 同じ魚料理でも日本とは違ってますね。この魚のスープが125クローネで約14ユーロ。このお店、様々な国の料理を出してくれることで人気だそうです。食後のデザートはノルウェーのクレープ。茶色のクリームは、ヤギと牛のミルクに砂糖を入れて火を通したもの。少し焦げてカラメル状になるのだとか。クリームが塩バター風で美味しいそうです。

 お腹がいっぱいになったら王宮へ向かいましょう(緑印)。行ってみると衛兵の交代の真っ最中。英国やバチカンとはまた違った制服で北欧らしいですね。

 次に向かったのがノーベル平和センター(水色印)。

 「ここは “ノーベル賞の庭” と呼ばれている場所です。これまでのノーベル平和賞受賞者全員の写真が展示されています」

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。オスロはホテル代が高いので、今回はこちらのお宅に民泊することにしました。オスロの一般家庭の住まいはこんな感じだそうです。リビングには暖炉もあります。これなら寒い北欧でもなんとかなりそう。こちらが寝室。のんびりできそうですね。

 しかし、まだ寝るには早すぎるとナイトライフも楽しみに出かけて行きました。今風のバーでカクテルを一杯。

 翌朝は、グスタフ・ヴィーゲランの彫刻が展示されているヴィーゲラン彫刻公園へ(黄緑印)。入場は無料。どの彫刻も皆ヌード。何か理由があるんでしょうか?

 「洋服を着ているとどの季節にいるかってことがすぐにわかりますよね。ヌードなら季節も何もわからないから普遍的なわけです」とガイドさん。

 面白い作品が多いですね。年間100万人の観光客が訪れる人気のスポットです。この公園のシンボルになっているのがこの子供の像。

 「母親にチョコレートを取り上げられて怒っているんです」

 なんだか左の手だけピカピカしているなあと思ったら、ここを触ると幸運が舞い込むらしい。

 さあ、そろそろパリに戻る時間が迫ってきました。その前に一つ行っておきたい場所があります。それは海に浮かぶサウナKOK Oslo(こげ茶印)。ここなら、サウナで熱くなったところでドボンと海に飛び込むことができます。ひゃあ、冷たそう!水温3℃。

 「またすぐに体が熱くなりますよ」と女性。

 旅人さんも意を決してドボン!目の前にはオペラハウスの見える絶景が広がります。

 さて今回の旅の費用は、トラムが4ユーロ、美術館が12ユーロ、食事代が28ユーロ、宿泊代が96ユーロ、カクテルが15ユーロ、サウナが20ユーロで、締めて175ユーロ(約22,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、職場の同僚とサウナに行った。どんどん熱くなるたびに、同僚がじゃんじゃん石に水をかけている。どうやら水をかけると気温が下がると思い込んでいるらしい[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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