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骨董市 [イル=ドゥ=フランス地方]

 先週の日曜日、桜の開花具合が気になり、買い物のついでに公園を横切ったところ、ほとんど開いておりませんでした(涙)。

 となると、見ごろは今週末ということになりそうな・・・。早く暖かくなって満開の花を咲かせてほしいものです。

 さて本日は、パリ近郊の街、シャトゥー(Chatou)で開催されている骨董市に行ってみましょう。

Paris_Chatou.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 骨董市が開催されているのはセーヌ川に浮かぶアンプレショニスト島。

 オーギュスト・ルノワールはキャンバスに描く光を求めて頻繁にこの島にやってきたそうです。

 「舟遊びをする人々の昼食」と題されたこの絵はここで描かれました。

 その島に行ってみると、様々な古い物が並んでいました。こちらは陶器の人形。

 そしてこちらはセラピー用のシャワー、ボイラー、銅製のバスタブ。1850年頃のものだそうです。こんなもの、よく見つけてここまで持ってきたもんですねえ〜。

 「お宝を探し出すというのが骨董屋の仕事でしてねえ。一種の情熱なんですよ」と骨董屋さん。

 こちらはなんでしょう?鍵をひねると、シャッターが下りて棚になってました。誰がなんのためにこんなものを作ったのか・・・。

 このお店には何かオルゴールのようなものが置いてあります。

 「19世紀末から20世紀初頭にかけて、このような目を楽しませてくれる箱が作られました」と男性。

 音楽が鳴り出すと人形がくるくる回って踊り出します。お値段は15,000ユーロ(約190万円)。

 そして新しくて古いものもあります。これは1960年代に作られた灰皿のようです。中央のボタンを押すと、灰や吸い殻があっという間になくなります。

 懐かしいLPレコードも売っています。これはミッシェル・ポルナレフのアルバム。

 さらにこちらのブースでは変わった照明器具が売られています。

 「これは珍しいですよ。フランのランプです。1930年代のアールデコ時代のものです」と女性。

 ピカピカ光っているのはランプシェードでしょうか?これもアールデコ。

 そうかと思えば、水道工事の作業員が使っていた道具箱や・・・古いラッパ、なんてのもあります。

 こちらの赤い椅子は映画館の座席。座り心地が良さそうですね。

 骨董市ではありとあらゆるものが展示販売されていて、思わず時間を忘れてしまいそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、骨董市をウロウロしていると、かわいいクマのぬいぐるみを見つけた。いくらだと尋ねると店の人が言った。『あれはうちの子だよ。白い毛の上下を着せてるんだ』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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