ロカマドゥール [フランスのグルメ]
ブレグジットの期限って今日なんじゃなかったでしたっけ???と思ったら、2週間先延ばしになってました。
これから2週間でなんとかなるんだろうか???
「我々は忍耐と柔軟性を持って対応してきた。しかし、忍耐にも限界というものがある」と、あるEUの関係者。
「イギリス議会の決定は、ぶつかる前に氷山をどけるようにと投票するタイタニック号のようだ」と、ある特派員。
英国は一体どうするんでしょう?メイ首相、大変な時に首相になってしまいましたねえ〜。
そもそもはキャメロンが国民投票する!と言ったのが間違いの元。英国にとってEUを離脱しても何もいいことないような・・・。
さて本日はフランスのチーズ、ロカマドゥール(Rocamadour)のお話です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランス中南部のロット県の特産品ロカマドゥール。白くて丸くてクリーミーなヤギのチーズです。
蜂蜜、ハーブ、エスプレット唐辛子などをトッピングして、様々な食べ方を楽しむことができます。
丸々一個をパンにのせて食べてますね。
「皮の中はトロッとした生地が詰まってます」
こちらの農家では3世代にわたってロマカドゥールを作り続けてきました。
ヤギの乳を固めて水を切るところまでは他のチーズと同じ。違うところはここからです。水を切ったら生地をこねます。
「こうすることで滑らかになるんです」
ヤギのチーズと言えば、フェタチーズのようにパサパサしたものとばかり思っていたら、クリームのようにトロッとしたのがあって驚いたことがあるのですが、こんな作業をするんですね。
ロカマドゥールは今から22年前にAOPを獲得しました。よってこのラベルで販売するためには厳しい基準を満たさなくてはなりません。
ロット県で生産されたヤギの乳を使うこと、サイズは直径6センチ、重さは35グラム、熟成期間は最低で6日間。
よく見るとふた口くらいで食べられそうな大きさですね。
さて、こちらはその原料となる乳を出してくれるヤギを育てている牧場です。この時はヤギ君たちが朝食を取っていました。
ぽりぽり音をさせて食べているのはシリアル。シリアルも干し草も地元で生産されたものだそうです。
春の日差しを浴びながらチーズを楽しむ方々。どんなお味なのか食べたくなりますねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、家から出ようとしたら、隣の家のヤギたちがうちになだれ込んできて驚いた。怖くなって逃げたら、興奮したヤギ5頭に追い掛けられ、1キロも走らされた。ああ、疲れた 」
VDM(Vie de Merde)より
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