モナリザとの一夜 [パリ]
ルーヴル美術館の中庭にあるガラスのピラミッド。今年で30周年を迎えるそうです。
これを記念してルーヴル美術館は、宿泊施設・民宿を貸し出す人のためのウェブサイトを運営しているAirbnbとタッグを組み、ちょっと変わった企画を発表しました。
それは、当選者はカップルでルーヴル美術館で一夜を過ごすことができるというもの。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年4月3日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ルーヴル美術館と言えば、やっぱりこの作品、モナリザです。
夜には大声で笑い出すとか、おしゃべりしているとか言われていますが、もし一夜を過ごすとなると、モナリザになんて話しかけましょう?
「何にも思いつかないわ」と女性。
「僕は一番ハンサムだよ、っていうかも(笑)」と男性。
それはともかくとして、ルーヴルでいつ、どんな一夜を過ごすことができるのでしょう。
当選者とその招待客1名は、4月30日の美術館閉館後に、独占で収蔵作品を鑑賞することができます。しかも美術史に詳しいガイド付き。
その後二人は、モナリザの前に用意されたリビングで、モナリザの見守る中、食前酒を楽しみます。
そして、ミロのビーナスの足元でディナーをいただきます。
この企画、映画「ナイト・ミュージアム」がヒントになったとか。
かつてフランス国王の宮殿だったルーヴル。それにふさわしい部屋が残されています。
豪華ですねえ〜。ここが寝室になるのかしら?
いやいや、なんと、ベッドはあのピラミッドの下に設えられるそうです。
カップルにとってはロマンチックな夜になりそう!
ベッドに入る前には、ナポレオン三世の部屋で二人だけのためにミニ演奏会が行われるそうです。ますます素敵!
どうやったら応募できるのでしょうか?
その方法は簡単です。フランスの時間で4月12日の23時59分までにAirbnbのサイトへ行って、次の質問に答えればいいだけです。
“ 自分こそモナリザからの招待にふさわしい人物だと思うのはなぜ?”
手続きは簡単でも、答えはなかなか難しいですね。
審査員の心を射止めた人がルーヴル美術館で、夢のようなロマンチックな夜を過ごすことができるというわけです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、少し前から付き合っている彼が、私は夜に輝く太陽の光だと言った。あらま、大変。彼、夜、寝られなくなっちゃうけど、私にはどうしようもないわ」
VDM(Vie de Merde)より
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