移動遊園地 [パリ]
ブレグジットはフランスにもそれなりのデメリットがあるようです。
一つは、英国人の移住。フランスには相当数の英国人が移住にやってくるらしい。その受け入れで経済がなりたっている市町村ではブレグジット反対運動が始まっているとか。
もう一つは漁業。ノルマンディーからブルターニュにかけての漁師さんたちが困っているそうです。
今まで英国の領海で自由に漁ができていたのが、ブレグジットでそれができなくなるようです。しかも、魚がいるのはほとんどが英国の領海。ブレグジットになると廃業せざるをえないと嘆いているらしい。
これらがフランスの経済にどれだけの影響を及ぼすのかわかりませんが、当事者にとっては死活問題です。
しかし、延期されているだけで離脱は決定事項のようですから覚悟を決めないといけないですね。
さて、春がやってきたフランスでは、あちこちで移動遊園地が開園しているそうです。
その中の一つ、パリで開園したフォワール・デュ・トローヌ(Foire du Tône)を訪ねてみましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年4月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
なんと恐ろしい乗り物なんでしょ。ひと回りしただけで腰が抜けてしまいそうな・・・。
素朴なものから超洗練されたものまで様々なアトラクションが楽しめるようです。
「ぐるぐる回るんでちょっと頭が変になるけど、すぐ元に戻ります」と女性。
「とにかくぐるぐる回るね(笑)。ちょっとすごいけどわりに面白いよ」と男性。
昔ならコーヒーカップがぐるぐる回るくらいで面白がってたものが、今じゃこれです。洗濯機の中の洗濯物のよう。
でも、空中をぐるぐる回るのよりはまだマシかも。
女性二人組は少々興奮気味。これで興奮しな方がおかしいですね。
定番のジェットコースターもあります。
「金切り声で叫んじゃんいました。それが楽しいんですよ」と別の男性。
こんなところで1日遊んだら現実忘れてしまいそうです。
「ちょっとの間ですけど、学校や資格試験のことなど忘れてしまいます」と男子学生。
そして、甘いお菓子も遊園地には欠かせません。実演販売のスティックキャンディ、皮をむいたリンゴに赤い飴をコーティングしたポム・ダムール(pomme d’amour)(愛のリンゴ)。
「子どもの頃を思い出させてくれるお菓子です。これを見るとすぐに移動遊園地を思い浮かべます」と男性。
キラキラに飾り付けされた看板や乗り物。そしてこんな新しいアトラクションもあります。
「すごく楽しいです。水の上をクルクル回しながら進もうと思ったけどなかなかうまくいかないです」と男の子。
ちょっとこれは私もチャレンジしてみたくなりました。大人でもやれるんだろうか?
この移動遊園地、パリのヴァンセンヌの森で4月〜5月までの2ヶ月間、営業しているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、友達と一緒に移動遊園地に行ってきた。しかし、あの時は寂しかったな。お腹の出っ張りが邪魔をして安全バーが閉まらず、乗り物から一人だけ降ろされたあの時・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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