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パリ近郊のグルメ2 [フランスのグルメ]

 パリに比べるとちょっと存在感の薄い近郊の市町村。しかし、そこにも食いしん坊を満足させてくれる食材と料理はあります。

 今週はその生産者と料理人を訪ねるシリーズを紹介しています。

 そのシリーズ二回目の食材は、マッシュルーム。

France_IledeFrance01.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 パリから北西部へ40キロほどのところにあるセルジー=ポントワーズ(Cergy-Pointoise)。

 ここに、地元で生産されるマッシュルームを使って美味しい料理を作るレストランLa Bonne Ententeがあります。

 シェフのオレリアンさんが生産者を訪ねました。

 たくさんのマッシュルームが洞穴のようなところで作られています。ここはパリ近郊に5つある栽培所の一つ。毎日1トンものマッシュルームを出荷しています。

 大量生産のマッシュルームとは異なり、ここでは種類によって温度や湿度を調整しながら栽培しているとか。

 「石灰分の多い土で栽培しているのでミネラルたっぷりの美味しいマッシュルームが育つんです」と生産者のグレゴリーさん。

 このマッシュルームを使ってオレリアンさんが腕を振るいます。

 作ってくれるのはリ・ドゥ・ヴォー(仔牛の胸腺)を使った料理。マッシュルームとマッシュポテトを付け合わせにします。

 まずはマッシュルームの石突を取って、全体にブラシをかけたら薄切りにします。これをパセリとニンニクと一緒にフライパンで炒めて出来上がり。

 食材がいいと、あれこれ手をかけなくても美味しく頂けるようです。

 リ・ドゥ・ヴォーはあらかじめ湯がいておいたものをバターで炒めます。あまりにバターがたっぷりで、炒めるというより煮るという感じですね。

 周りがカリッと焼けて中はふわっと柔らか、というのがいいそうです。これがお昼の定食ナンバーワン。お値段は24ユーロ。

 お客様がたは満足そうに食べています。なんだかビジネスマンが多いですね。

 お昼のメニューは他にも、ブルー・ソースの牛フィレ肉、仔牛のもも肉のチーズグラタン添えなど、わりに食べ応えのあるものばかり。

 少し軽めのランチがいいという方には、ハムやテリーヌを盛り合わせた一皿もあります。

 締めのデザートもお忘れなく。レモンとメレンゲのタルト、サン=トノレ・ア・ラ・ピスターシュ、プラリネとショコラオレノクリームでした。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、イケメンとデート。約束した通りレストランのテラス席で彼が来るのを待った。しかし、1時間経ってもやってこない。頭にきた私は、罵詈雑言のメールを彼に送った。で、気がついた。デートは明日だってことに・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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