春の風物詩? [コート・ダジュール地方]
ノートルダム大聖堂で炭になってしまった800年前の木材は、あのまま処分されてしまうんでしょうかね?それとも幾つか保存しておくなんてことになるんでしょうか?
それにしても、あれが日本のお寺や神社だったら建物全体が木造だから、全部消えて無くなってますね。結局は建て替えるしかなくなります。
しかし、欧米の教会は基本的に石造なのでその部分だけは燃えずにしっかりと残ってました。残っているものを活かしながら修復するという作業はそう簡単ではなさそうな気がします。
それはさておき、コート・ダジュールの町アンティーブの海岸に、あまりありがたくないものが大挙して押し寄せているとか。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
そのありがたくないものがこちら。
数キロにわたって、数え切れないほどのカツオノカンムリが浜に打ち上げられています。どうもクラゲの仲間のようです。
「毎年、1ヶ月とか数週間とか、これが続くんですよ。海の中でゆらゆらしている時はすごくきれいなんですけどねえ、打ち上げられると匂うんですよ。それが強烈な匂いなんです」と男性。
このカツオノカンムリ、乾燥し始めると悪臭を放つそうです。一体、どんな匂いがするのやら。
日本でも、鰹と一緒に黒潮にのってやってきたカツオノカンムリが台風で大量に浜に打ち上げられることがあるそうですが、あまりそのような場面に出くわしたことがないのでよくわかりません。
「私のうちはすぐそこなんですが、朝起きて窓を開け深呼吸すると、そりゃあすごい匂いがしますよ(笑)」と別の男性。
「海を船が通りたびに匂いがこちらに向かってくるのよ」と迷惑そうに話す女性。
専門家によると、衛生的には問題がないので、海岸を掃除する必要はないそうです。
「この透明の部分は鳥やなんかが持ってってしまいますが、本体がここで腐敗していく過程で匂うんです。でもそれも2〜3日のことです」と専門家。
こちらのカップルは英国から休暇を過ごしにやってきました。悪臭もなんのそので海岸の散歩を決行しました。
「これはもう受け入れるしかないでしょう。でも、一日中ここにいて甲羅干しをするかどうかはちょっとわからないわね。大量の香水をふりかければ大丈夫かしら(笑)」と女性。
う〜む、やはりかなり臭うらしい。
毎年、この時期になるとに臭うらしいので、ちょっと変わってますが春の風物詩とも言えそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ひどい頭痛に見舞われた。頭痛の時は何にでも敏感になってしまう。特に臭いに。そんなわけで、自分のオナラの臭いで気絶しそうになった
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
カツオノカンムリというもの、初めて見ました!
一瞬綺麗だなって思ったんですが、これがクラゲとは。
ちょっと検索しただけで、世界中で大発生したりしてるニュースが。
風物詩とはいえ、臭いのは勘弁ですねー(=ω=.)
by nicolas (2019-05-23 15:21)
nicolasさん
私も初めて知りました。こんなクラゲがいたんですねえ。
リゾート地のコート・ダジュールでこんなことが起きているなんて想像もしてませんでした。地元の人にとっても、カツオノカンムリとっても、飛んだ災難ですね。
by carotte (2019-05-25 17:00)