30ユーロで晩ご飯67 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、フランスの海外県の一つで、モーリシャス島とマダガスカル島の間にあるレユニオン島にやってきました。
チャレンジしてくれるのは80歳になるエヴァおばあちゃん。この土地ならではの料理を作ってくれるようです。
ではスタート!
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2019年6月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここは島で一番にぎやかなブレ=バノンの市場。
こちらがそのエヴァおばあちゃん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
ちょっと強面のエヴァおばあちゃんですが、人付き合いは良さそう。来る人みんなお知り合い。
そして、おばあちゃんの作るバニラ風味の鴨肉料理は大評判だそうです。メイン料理はこの鴨肉料理に決定。
まずは八百屋さんにやってきました。見たこともないようなこの野菜。ズッキーニの仲間でシュシュというらしい。甘辛料理やお菓子にも使うそうです。これを3つ購入。
デザート用にフルーツを買うようですが、バナナにするか、それともパイナップルにするか、迷います。で、結局、バナナを購入。野菜と果物で締めて3.80ユーロで、残りは26.20ユーロ。
次は、バニラを調達するために協同組合へと向かいます。
いいバニラはこんな風にグルグル巻きにしても切れたりしないそうです。
ではこれを2〜3本いただきましょう。お値段は?なんと、ただでプレゼントしてくれるとか。エヴァおばあちゃんの人徳ですかねえ〜。本来なら6ユーロするところです。
最後はお気に入りのお肉屋さんで鴨肉を買います。これが17.67ユーロで、残りは8.53ユーロ。
お買い物はこれで終了ですから、かなりの節約になりました。ではキッチンで調理の開始!
エヴァおばあちゃんは1986年から民宿を始めたとかで、宿泊客に食事を出しているそうです。
まずは前菜から。
前菜は息子さんが手伝ってくれます。これは椰子の葉の芯。庭に生えていたのを切ってきたそうです。この白くて柔らかいところをサラダにして食べるそうです。なんだかモミモミすると千切りになるようです。
次はメインの鴨料理。
詰め物にバニラのエキスをたらしてから鴨に詰めます。詰め物が何かは不明。鍋のブイヨンにはバニラビーンズを加えたら鴨を入れ、1時間かけてことこと煮ます。
付け合わせはあのシュシュという名の野菜。食べやすいサイズにカットしパセリを加えたら鍋で蒸し煮にします。
最後はデザートのバナナ・フランベ。
バナナを縦半分に切ったら、塩バターカラメルソースを絡ませ、ラム酒を加えフランベします。美味しそうですねえ〜。
鴨料理はお米と一緒にいただくようです。味のアクセントにれ島の唐辛子を添えます。
エスニックな晩ご飯の完成でした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、車を運転していると軽く追突されてしまった。相手方の運転手がやってきて、示談にして欲しいと言いながら、生きた鴨を差し出した」
VDM(Vie de Merde)より
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