30ユーロで晩ご飯70 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、なんとベトナムにやってきました。チャレンジしてくれるのは、ベトナムに5つのお店を持つフランス人シェフ、ディディエ・コルルさん。
ディディエさんは30年ほど前にハノイにやってきて、そのまま居ついてしまいました。
料理の腕は確かなようです。ベトナムの香りのする美味しそうなフランス料理が出てきます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2019年7月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがディディエさん。ご一緒の女性はベトナム人の奥様です。
では早速30ユーロ相当のベトナムドンをお渡しして、材料を揃えていただきましょう。
まずは前菜とデザートに使うハーブを求めて市場にやってきました。
香菜、ミント、バジルを購入。これが0.75ユーロで残りは29.25ユーロ。
次は魚屋さんにやってきました。メイン料理に使うのはエビ。生きてるのを4人分購入。これが6ユーロで残りは22.50ユーロ(なんだか計算が違ってます!)。
さて今度は八百屋さんにやってきました。前菜用に、青パパイヤ、ライム、赤唐辛子を購入。これが0.5ユーロで、残りは22ユーロ。
さらにデザート用に、マンゴー、アボカド、グレープフルーツ、そしてこの変わった形のフルーツも購入。これが全部で7ユーロ。残りは15ユーロ。
この15ユーロで、玉子、乳製品、白ワインを購入しました。
では、シェフの厨房で調理開始!
まずは前菜から。
青パパイヤを4分の1に切ったらスライサーで千切りにします。これにライム汁、ピーナッツ、ミントを混ぜたら、ライスペーパーで包みます。アボカドとマンゴーも同じようにライスペーパーで包みます。これで前菜の出来上がり。
次はメインのエビ料理。ナベにお湯を沸かしてエビを茹でます。火が通ったら冷水に入れしめます。同じナベでカラメルソースを作り、最後にナンプラーを加え、エビにからめます。
お皿に、ハーブでお米を煮たリゾットとエビを盛り付けたらソースをかけ、ブッシュカンをおろしてふりかけたら出来上がり。
奇妙な形のブッシュカンは別名 “仏の手” と呼ばれているそうです。お味はどんな感じなんでしょうね。
デザートは、バナナのクレームブリュレ。作り方は省略!
フランス料理をベースにベトナムのテイストを加えたエキゾチックな晩ご飯になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、妻に、どうしてスーツケースの中にハーブを刻むためのハサミを入れておくのか聞いた。すると妻が言った。『足の爪を切るのにもちょうどいいからよ』」
VDM(Vie de Merde)より
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