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パラドックス [トピックニュース]

 やっと関東地方も梅雨が明けました。

 なかなか明けないので、皆、ちょっとイライラっとなってしまってました。

 梅雨明けしてひと安心したものの、その代わりにやってきたのが猛暑。今後の気温を予報で確認してみると35〜36℃の数字が並んでます。

 まさかこの間のパリのように42.6℃などにはならないでしょうねえ。それだけはご勘弁願います。

 それはさておき、昨年、フランスを訪れる観光客の数が、これまでの最高を記録し、フランスは世界で最も観光客の多い国になったそうです。

 しかし、不思議なことに肝心要の観光収入は世界一とはいかなかったとか。その理由は・・・。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年7月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 2018年、海外からフランスを訪れた観光客の数は8,950万人に達し、世界一となりました。

 この日も、たくさんの観光客がエッフェル塔の前で記念撮影をしています。

 どの国からいらっしゃったかというと、ニュージーランド、スコットランド、アルゼンチン等々と様々。

 フランスを訪れる外国人は年間8,940万人で世界一です。その次はスペインの8,290万人、そして3番目がアメリカの8,000万人となっています。

 しかしこれが、観光客がお金を落としていく額となると、フランスは3位に転落。一位はアメリカ、2位はスペイン。

 アメリカには大きく水をあけられてしまっていますが、スペインとは僅差。

 でもどうして順番が逆転してしまうのでしょう???

 どうもフランスは目的地ではなく通過国のようなのです。

 「イタリアに行く前に1日だけ観光に来ました」と男性。

 「オランダに行く前に4日間だけフランスに滞在する予定です」と家族連れ。

 「全部で22日間の旅行ですが、できるだけたくさんの国を回る予定です。フランスは5日間の予定です。そのあとはスペインに行きます」と母と娘。

 どうもフランスよりはスペインに長く滞在する人が多そうです。

 ある調べによると、フランスに平均で6.7日、スペインには8.7日。2日も違ってます。そうなると使うお金の額も必然的に違ってきます。

 そういえば、フランス人自身でさえバカンスは物価の安いスペインやポルトガルに行くなんて言ってましたねえ。

 フランスで一番観光客が多いのはパリやコート・ダジュール。しかし、日曜日にお店が閉まっていたのでは収入にはつながりません。

 さらに、お金を落としてもらえるような対策を講じる必要があります。

 例えば、プロヴァンス地方のラベンダー畑は中国人に大変な人気で、その成功例の一つ。

 とは言っても、フランスの方が工夫をした結果ではなく、たまたまラベンダー畑で撮影された番組が中国でヒットしたからという理由のようです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、娘の銀行口座がどうなっているか確認してみた。彼女が産まれてから今日まで少しずつ貯金をしていたのだ。現在3歳の娘の口座には、私の口座よりたくさんのお金が入っていた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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