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スイス観光列車の旅 [スイス]

 日曜日恒例の週末旅は、8月一杯はお休みです。

 そんなわけで、今日は、風光明媚なスイスの観光列車に乗ってみることにしましょう。

 列車は、レマン湖のスイス側湖畔にあるモントルー(Montreux)(下記地図の青印)を出発して、スキー場のあるグシュタード(Gstaad)(赤印)へと向かいます。

Suisse_Montreux.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年7月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがその観光列車。何やらレトロな感じ・・.。

 それもそのはず、ベルエポック時代に走っていた列車を再現してあります。

 窓の外にはレマン湖とアルプスの山並み、そして丘の斜面に作られたブドウ畑も見えてきます。

 期待通りの風景が目の前に広がります。

 この観光列車の出発地がここモントルー。近代的な建物が並んでます。

 乗客の中にアジア系の方々がいらっしゃいますが、台湾からの方々だそうです。賑やかですね!

 レマン湖を後にして列車は山の中へと入っていきます。スイスの山といえば、この山小屋。小さい頃、こんな山小屋に憧れたもんです。

 ここはロシニエール村(Rossinière)。この村にはアルプスで一番大きな山小屋があります。

 確かに大きいですね。屋根を見なかったらビルみたい。

 「7階建ですからね。これだけの山小屋はなかなか建てられないですよ。この地域の権威を見せつけたかったんでしょう」と男性。

 建物の壁には1734の数字。この年に作られようです。この地域がチーズの製造と販売で繁栄した時代のことでした。

 装飾も素晴らしいですね。中を見せて欲しかった!無情にも列車は先を急ぎます。

 ちなみにこの山小屋、2001年に亡くなった画家のバルテュスのものだったらしい。現在はバルテュス財団の本部として使われているようです。

 次に列車が止まったのはこちらのレストランのある駅。駅を降りてすぐにいい匂いがしてきます。どうやらレストランから漂ってくるようです。

 行ってみると、チーズ作りを実演しているところでした。レティヴァ(L’Etivaz)を呼ばれるチーズで、この地域で数百年も前から作り続けられているそうです。

 「この辺りは昔からの伝統が守られているんです。多くの若者がこの職業を継承してくれてます」とオーナー。

 実演を見物した後は、そのチーズをいただく番です。テーブルには土鍋が・・・。夏でもチーズフォンデュを食べるらしい。

 「年がら年中食べてますよ(笑)」と男性。

 この辺りは猛暑とは無縁?なんだか涼しそうに見えます。

 さらに20キロほど走ると終点のグシュタードに到着。冬のリゾート地で知られていますが、酪農も盛んです。

 牛、チーズ、山小屋はスイスのシンボル。

 そしてこの観光列車は、そのスイスをぎゅっとひとまとめにして味わえる列車なのでした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、お店にスニーカーを買いに行った。試着してみると、何かつま先にゴロゴロするものがある。取り出してみると、かじりかけの固くなったチーズだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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