夏のサンドイッチ [フランスの郷土料理]
先日、ジムのプールに入ると、いつもより涼しい。さてはと思い掲示板を見ると、やはり1℃水温が下がっておりました。
それでも30.5℃とかそんな感じ。もうあと1℃下げていただきたいですねえ。そうすると泳ぎやすくなる。
猛暑の続く毎日なのに、生ぬるいプールにはあまり入りたくないのでして・・・。
それはさておき、夏になると必ず登場するのが南仏ニースの名物サンドイッチ。その名もパン・バーニャ。
どれも同じかと思いきや、作るお店によってちょっとずつ具が違っているようです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがそのパン・バーニャ。ニース伝統のサンドイッチです。
蓋を取ってみると、季節の野菜がたっぷり入っています。
エヴリーヌさんはレストランで作るパン・バーニャのために、毎朝、市場で野菜を仕入れてくるそうです。
今日は、材料と作り方をエヴリーヌさんに教えていただきましょう。
「パン・バーニャは、基本的にサラダ・ニソワズをパンに挟んだものなんです。玉子以外の具はどれも生のままで火は通しません」
まずはパンを二つに切って、中身を取って具を詰めやすくします。
身を取り出すとは、ちょっと衝撃的。かなり大胆に取り出してましたよね。
身を取り出したら、そこにニンニクを塗り、オリーブ油をたっぷり染み込ませます。
具は、まずはトマトをのせます。その上にツナ、ラディッシュ、ピーマン、わけぎ、アーティチョーク、バジル、オリーブ、アンチョビ、ゆで玉子の順に載せていき、最後にまたたっぷりのオリーブ油をかけて蓋をしたら出来上がりです。
おいしそうですねえ。パクッと食べたい!
「これは元々は漁師が、朝食べていたものなんです」とエヴリーヌさん。
それが今はお昼に食べるサンドイッチになったというわけです。
「他のパン・バーニャとちょっと違ってますが、ここのは本物ですよ」と女性。
「これは外で食べるのにちょうどいいんですよ」と男性。
皆さん、ベンチに腰掛け海を見ながらほおばっています。これがニースのお昼の風景?
それにしても気になるのは、パンの身。取り除かれたあの身は一体どうなるのやら・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、自分の部屋から出てヨガ用のマットレスを探して家の中をうろついていたのに、なぜがパンとチョコを持って部屋に戻ってきた
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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