ロゼワインは・・・ [フランスのワイン]
8月、特にお盆の時期は通勤電車が空いていて快適。
これが永遠に続くといいなあ〜と思うのですが、来週の月曜日からはそういうわけにはいかなくなります。
それでも学生がいない分、まだ余裕があります。本格的に押し合いへし合いの満員電車に戻るのは9月になってから。
その頃には暑さが少し和らいでくれることを願うのみです。
さて、8月も残り2週間ほどとなりましたが、ここ数年、フランスで売り上げを伸ばしていたロゼワインが、今年になって減少へと転じたそうです。
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
レストランやカフェを訪ねてみると・・・ロゼワインを飲んでいる人たちをあちこちで見かけます。
「お昼と夜の暑い時に飲みますよ」と女性。
「6月から7月にかけて猛暑でしたからねえ」と男性。
しかし、あまり飲まなくなった人たちもいます。
「去年に比べると飲まなくなりましたね。理由は特にないんですが、白ワインを飲むようになりました」と女性。
ロゼワインは人気で、ちょっとしたブームになっていましたが、もう過去のものになってしまったのか・・・。
大型小売店での売り上げは去年に比べると9%減。今年はワールドカップという大きなイベントもなく(女子はありましたが小規模)、大変な猛暑が2回もあったのが原因だとか。
「人はあまりに暑いとワインではなく水をお飲みますからね。ワインは二番手なんです」
しかし、理由はそれだけではありません。この10年でロゼワインの質が向上しました。それにつれて値段も上昇。物によっては三倍に跳ね上がったものもあるとか。
つまり、高くなったから手が出ない。それが売り上げ減少につながったようです。
一方で、海外への輸出は伸びているそうです。
「高級ロゼワインは海外でよく売れてます。ロシア、オランダ、イギリスなど販路は広がっています」と生産者。
とは言うものの、産地によって状況は異なります。ラングドック=ルシヨンでは現状維持ですが、プロヴァンスのロゼワインは20%も減少してしまったそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、家のパソコンで仕事をしていると玄関のベルが鳴った。ドアを開けると郵便配達のお兄さんが立っていた。突然、彼の目が丸くなって顔が赤くなり始めたので慌ててドアを閉めた。あまりに暑くて裸になっていたのをすっかり忘れていた」
VDM(Vie de Merde)より
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