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夏の経済 [トピックニュース]

 6人のファーストレディーたちがエスプレットを実際に訪問した時の様子が→こちら

 村人たちが一目見ようと集まってましたが、警備員やSPに守られてなかなか近づけなかったようです。

 それでも商店街では言葉を交わしたところもあったとか。

 コーラスのコンサートは思った以上にささやかで暖かい感じ。そして教会の作りが興味深かったです。

 さて、8月も最終週に入り、いよいよバカンスシーズンは終わろうとしています。

 夏休みと言えば海に行く人が多いようですが、少し奥まった場所を選ぶ人もいます。その一つが観光地で知られるアルル(Arles)。

 今日はアルルの夏の経済について少し考えてみましょう。

Paris_Arles.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年8月3日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 アルルの駅に着いたら、まずはこの自転車タクシーに乗って街をひとまわりしてみましょう。

 さすがに街は観光客であふれかえっています。運転手の携帯電話も鳴りっぱなし。この時期、収入は3倍に跳ね上がるそうです。

 アルル一周ツアーは30ユーロでした。

 次は今晩の宿へと向かいます。近代的な建物。大勢のミュージシャンが同じホテルの宿泊するようです。

 「スタッフも一緒ですからかなりの人数です。今晩は夏祭りで演奏するんですよ」とミュージシャン。

 この週の客室は満室。ホテルにとってはありがたいことです。そして需要があれば宿泊費も値上がりします。3割程度の値上がりで、一泊122ユーロ。

 宿泊費と言えば、ここには滞在税が含まれています。この税金は市の収入となります。2018年の税収は80万ユーロ。

 さらにアルル市は今年、大規模な写真展を開催しています。

 「入場者は800,000人を超えました。そこから利益として市が受け取るのは300万ユーロほどになります」と市長さん。

 観光客が増えると増収になるものが他にもあります。それは駐車違反の罰金!

 それと同時に駐車チケットの売り上げも右肩上がり。市の収入は増える一方です。ちなみに駐車チケットは一枚5ユーロ。

 さて、街を歩き回った観光客は飲食店へと向かいます。暑い夏には冷たく冷やしたビールを飲んで美味しいものがつまみたくなります。

 こちらのレストランでは年間売り上げの65%が夏季に集中しているそうです。

 夜になるとお祭りが始まりました。音楽好きなら遠くからでも駆けつけるそうです。そしてお金を落としていってくれます。

 「そうですね、3日間で大体150ユーロほど使いますね」と女性。

 消費者のお財布が緩む夏は、稼ぎどきということですね。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、消費者の集まりでアンケートに答えていると、責任者が私の方にやってきて言った。『恐れ入りますが、お年と性別を教えていただけますか?』・・・

VDM(Vie de Merde)より



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