Bic [メイド・イン・フランス]
1ヶ月半くらい前、最寄り駅の駅前通りにあるパチンコ店がもぬけの殻になって、数名の作業員が中で何かやっている。
改装でもするのかなと思っていると、そのうち看板まで取り外されてしまった。
もう何十年も前からあそこにあったパチンコ店がついに閉店。理由のほどは分からない。
通りを歩くたびにがらんどうになったビルの一階をちらっと眺めては、これからどうなるのかなと思っていたら、どんどん中の様子がきれいになっていき、つい10日くらい前に誰もが知っているコンビニの看板が取り付けられたのだった。
そしておととい、駅前でオープンのティッシュペーパーを配っていました。
駅前通りにはすでに2軒のコンビニがあり、これで3軒目。しかもそれぞれ50メールほどしか離れていません。
駅前にコンビニが3軒も必要か???大いに疑問。
それはともかくとして、日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。来週は大丈夫そうです。
本日はボールペンのお話。
大量生産、大量消費のボールペンでメイドインフランスと言えば、Bic。その工場を訪ねてみましょう。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月31日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
世界中で1500億本も販売されているBicのボールペン。その生産現場がこの工場です。
地図を見るとディズニーランドのすぐ近く!
ボールペンの構造は超シンプル。15日ほどで完成するそうです。しかし、その心臓部分のペン先には細心の注意が払われます。
「ここにこの粉を入れると、ここからボールが出来上がって出てきます」
ここでつまずいてしまうと全てが台無し。そのため70回ものチェックを経てペン先の完成となるそうです。
例えば、このように不完全なボールが混じってないか目でチェックします。この仕事、かなり疲れそう。
次は、このボールの取り付けられたペン先がきちんとインクを出してくれるかどうかをチェックします。これもまた疲れそうなお仕事。しかも目が回りそう。でも、これでおかしいのがあるとすぐに分かるらしい。
ペン先が完成して仕舞えばあとは簡単です。筒とキャップは機械がどんどん製造してくれます。
キャップの先端には穴が空いています。なぜに穴が空いているのか?理由がちょっと驚き。
かつて間違ってこのキャップを飲み込んでしまった人が窒息しそうになったとか。そうならないように穴が開けられているそうです。
ボールペンの色は、青、赤、黒、緑の4種類。しかし、売り上げの60%が青だそうです。
ボールペンが出来上がったところで、一本でどこまで書けるのか試してみました。
「書けない・・・書けない・・・やっぱり書けない!これで終わり!!!」
確かにポールペンって本当に書けなくなったことが分かるまでに少々時間がかかりますね。
というわけで、一本で293ページ書けたそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、職場で鼻血が出た。同僚にはあまり暑いと時々鼻血が出るのだと言っておいた。とてもじゃないけど、ボールペンで鼻をほじくっていたなんて言えません
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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