30ユーロで晩ご飯72 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯。
9月になってやっと戻ってきました!
一応、ルールを説明しておきましょう。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、ミシュランの星二つを獲得しているシェフ、クリストフ・プレさん。
キュッと酸味の効いた料理がお得意だとか。どんな晩ご飯になるんでしょう?
ではスタート!
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月1日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
パリのレストランLe Clarenceの厨房。ここから洗練された料理の数々が生み出されます。
そのシェフのクリストフさんと市場にやってきました。30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずやってきたのが八百屋さん。前菜用に酸味の効いた緑のトマトを購入。
「酸味は、なんというか、人の味覚を呼び起こしてくれると思うんです」とシェフ。
さらにデザート用にレモンを6個、ライムを1個、フランボワーズを1パック、ジャガイモを1キロ購入。これが合計で12.30ユーロで、残りは17.70ユーロ。
次はこちらのお店でハーブを購入。シブレット、ローズマリーなど5種類のハーブで合計5ユーロ。残りは12.70ユーロ。
次は魚屋さんでメイン料理に使うサバを購入。これが5.37ユーロで残りは7.33ユーロ。
さらに乳製品のお店でフェタチーズ100グラムと生クリーム一本を購入。二つ合わせて6.21ユーロで、残りは1.12ユーロ。
まだ少しお金が残っているので、最後に茶色のマッシュルームを2つ購入。これが0.54ユーロ。
結局、0.58ユーロを残してお買い物は終了です。では厨房に戻って調理の開始!
まずは前菜のトマトサラダ。
シェフが作るとこうなります。ハーブのドレッシングに緑のトマト。赤いのはフランボワーズで、白いのはフェタチーズ。
次はデザートのクレーム・オ・シトロン。
レモンの皮をむき、レモン汁と一緒に生クリームに入れ温めます。これを冷蔵庫に入れて1時間冷やしたら、フランボワーズをのせ、最後にオリーブ油をさっとひとふり。これで出来上がり。
最後はメイン料理の、潰したジャガイモとサバのグリル。
まずはサバを三枚におろし、フィレを一口大にスライスし焼きます。ジャガイモは茹でて潰します。
鯖のアラを煮込んでフュメ(出汁)を作り、刻んだハーブとライムの果肉を加えておきます。
浅い銅なべに潰したジャガイモ、サバ、スライスしたマッシュルームの順にのせ、最後にフュメをかけたら出来上がり。
さっぱりした夏向きの料理でした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、上司を夕飯に招待した。テーブルに着く前に、5歳になるわが息子に手を洗わせるために、食事の前には何をする?と尋ねた。すると息子が言った。『食前酒を飲む!』」
VDM(Vie de Merde)より
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