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屋上バー [トピックニュース]

 9月に入ってもしばらく残暑が続くようでがっくり(涙)。

 あまりに暑い日が続いたので、もうそろそろ終わりでいいんじゃない?と思ってしまいますが、自然は情け容赦ないですねえ〜。

 さて、フランスでは、最近、ビルの屋上のバーでお酒を飲むのがちょっとしたブームになっているそうです。

 日本ならビアガーデンですが、あちらはどんな感じなんでしょう?

Paris_Paris.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2019年8月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがその中の一つ。やっぱりビアガーデン風。遠くにはライトアップされたエッフェル塔が見えます。

 ここはパリ市を取り囲むように走る環状道路(ペリフェリック)に近い地上107メートルのビルの屋上です。

 そもそもは駐車場ですが、夏の間だけ屋上にバーがオープンするそうです。

 ざっと見渡すと若い人たちがほとんど。

 「車の音も聞こえなくなっていい感じです」と女性。

 車の音は聞こえないでしょうけど、この音楽や人の声はちょっとうるさいんじゃないのかな???

 「眺めがいい。そこがいいんですよ」と男性。

 この数時間前の駐車ビルです。大きなトラックで運び込まれる大量の樽。ロゼワインが2,000本、ビールが5000リットル。これが約5日ほどで消費されてしまうそうです。

 利益を上げるためにはたくさんのお客に来てもらう必要があります。夜の9時から翌2時までの間に2000〜2500人のお客を見込んでいます。

 さらに、手頃な価格でお酒を楽しめることも大事。どうも2000円から3000円くらいで飲めるようです。

 テーブルと椅子は広告がわりに製造元が提供してくれたもので経費はゼロ。アルコールについても同様で、無料ということはないでしょうけど安くで仕入れているようです。

 「お酒も設備もブランドなしには成り立たない商売です」と屋上バーを展開してる企業の方。

 屋上バーの中には3ヶ月で約300万ユーロの売り上げを記録するところもあるとか。

 こちらはランスの4つ星ホテルの屋上。数年前に屋根を改造してバーに作り変えました。

 ここからはあの大聖堂を見渡すことができます。営業は11時から23時まで。40席が用意されていますが、毎日満席だそうです。

 しかし、すべてが成功しているわけではありません。

 こちらは同じランスの駐車ビルの屋上です。音楽もなければテーブルや椅子もなし。あるのはコンクリートの床だけ。

 こちらがビルのオーナー。

 屋上バーを2017年から2018年にかけてそれぞれ5週間ほど営業し、客数は合計8000人、50,000ユーロの売り上げがありました。

 しかし営業を続けることはできませんでした。

 というのも、近隣から騒音の苦情が出て、裁判沙汰になったようです。

 ここでバーをオープンすることができなくなったため、市街地から離れたところで再挑戦するつもりだそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、僕の新車の屋根の上で、カラスがクルミを必死になって割ろうとしているのを、僕は呆然と見つめていた [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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