30ユーロで晩ご飯73 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、ミシュランの星を獲得し、ちょうど2週間前に開催されたG7サミットで公式シェフに選ばれた4人のうちの一人、シャビ・イバルブールさんがチャレンジしてくれます。
バスク地方に因んだ晩ご飯を作ってくれるようです。ではスタート!
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
空から見たビアリッツ。こんな感じになってるんですね。
そしてこの方がシャビさんです。早速30ユーロを渡して、G7の食事を彷彿とさせる晩ご飯を作っていただきましょう。
「G7みたいな料理となると30ユーロではちょっと厳しいですね。でもできるだけがんばってみましょう」
まず向かったのは魚屋さん。メイン料理は魚料理のようです。
並べられている魚の口の辺りには釣り針が・・・。網ではなく竿で釣られた魚のようです。
「量より品質が大事ですからね」とシェフ。
あれこれ迷って、結局、メルルーサを買うことにしました。これが14ユーロで残りは16ユーロ。
次は八百屋さんにやってきました。バスク地方の辛くない唐辛子、果肉のしっかりとした地元産のトマト、若い玉ねぎ、ナス、ジロール茸、イチゴを買うことに。
しかし問題発生。予算を大幅にオーバー。
そこでシェフが、店頭に並んでいないトマトを八百屋さんに頼んで出してきてもらいました。
つまり形や色は悪いけど、十分に美味しく食べられるトマトを買うことにしたのです。お値段は半額。
そのおかげもあって、全部で13.57ユーロで手に入れることができました。残りは2.43ユーロ。
最後は2.40ユーロ分の羊のチーズを買ってお買い物は終了です。残ったのは0.03ユーロ!かろうじてセーフ。
では厨房で調理の開始!が、ちょっとその前に、菜園のペパーミントを摘んでいきましょう。デザートに使います。
今度は本当に調理の開始です。まずメインの魚料理。
フライパンでみじん切りの玉ねぎを炒めたら刻んだトマトを加えます。もう一つのフライパンではフライスした唐辛子を炒めます。別々に火を通すのがいいそうです。
火が通ったところを二つを混ぜ合わせたらバスク地方のソースの出来上がり。魚の切り身はポワレします。あとは盛り付けるだけ。
前菜は、火を通したナスにジロール茸とスライスしたチーズをのせて、ドレッシングをかけたら出来上がり。夏と秋の二つの季節が一皿に収まりました。
最後はデザート。
シンプルに苺をスライスしてペパーミントをトッピングしたイチゴのサラダ。
ではお庭の木陰でいただきましょう!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、1日の仕事を終えて帰宅すると、夫が夕食のラザニアを作ってくれた。食べるとなんだかおかしな味がする。ベシャメルソースを作るのに赤ちゃん用の粉ミルクを使ったらしい。どうりで1歳のわが息子が沢山食べるはずだ」
VDM(Vie de Merde)より
0.03ユーロとは凄い神業的な金額ですわん
木陰で素敵です~
フランス人のつぶやきは
なかなか奥が深いのでしょうか?
お洒落なつぶやきになるほど
誰か作ってくれないかなぁ
粉ミルク入りでも良いな~
(´艸`*)
by みうさぎ (2019-09-09 16:51)
みうさぎさん
よくぞ残ったって感じですねえ〜。
G7を彷彿させるなんてテレビ局のめちゃ振りによく応えてました。さすが星付きシェフ!
フランス人のつぶやき、なんとも言えないつぶやきでした。一応、落ちがあって笑えそうなので採用となりました。
by carotte (2019-09-15 18:59)