スープ・ドゥ・ポワソン [フランスの郷土料理]
高校時代、どういうわけか体育の先生が女子にラグビーを教えようとしたことを思い出しました。
斜め後ろ方向にラインを作り、妙なボールを斜め後ろにいる女子に投げろという。
目の前にゴールがあるのになんで後ろ???と思ったもんでした。幸いスクラムはやらなかったような・・・。
放課後にはラグビー部の男子がグランドで練習してましたっけ。大昔のお話です。今は女子もラグビーしますもんねえ。
さて、本日はスープ・ドゥ・ポワソン、つまり魚のスープのお話です。
魚のスープなら様々なところで様々なものが作られているようですが、今日はフランスの地中海地方で作られている魚のスープを紹介します。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
スープ・ドゥ・ポワソンを作るなら、魚が必要。やおらボートで地中海に漕ぎだしました。
元料理人のアンリさん、仲間と一緒に魚を釣るようです。
場所が場所ですから市場に行かず海で調達というわけです。
小さい魚が沢山釣れています。ポワソン・ドゥ・ロッシュという魚で、これがスープのベースになるそうです。
陸に戻って調理の開始です。
まずは魚の下ごしらえ。それが済んだら一緒に煮込む野菜を用意します。
ニンジン、玉ねぎ、パセリ、ねぎ、そしてセロリもあります。
大鍋を火にかけ、魚と野菜を入れます。そこに、サフラン、濃縮トマト、香辛料を加えます。
さらに、忘れてならないのが、タイム、ローズマリー、フェンネルを束にしたエルブ・ドゥ・プロヴァンス。これが魚に美味しいそうな香りをつけてくれるそうです。
ここでお湯を加えてコトコト煮込みます。骨もボロボロになるくらいに煮るそうです。
最後は濾し器で濾して出来上がり。
地中海の魚と野菜の旨味がギュッと凝縮されたスープ。美味しそうですねえ〜。
バゲットを薄切りにしてトーストし、アイオリソースを塗って、スープと一緒にいただきます。
アンリさん、お皿をひっくり返してなべ敷きにしてました。重たそうなお鍋でしたが破れないんですかね?
皆さん、現役を引退した方々ばかり。こうやって集まってはスープ・ドゥ・ポワソンを食べるようです。
最後は歌で締め。美味しいものを食べて皆さんご機嫌でした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、何度もオーディションを受けた結果、やっと端役を手に入れ、有名なスープの会社のテレビコマーシャルに出演することになった。撮影現場に行ってみると、私の役は・・・カボチャだった」
VDM(Vie de Merde)より
2019-09-24 00:00
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