離脱でチョコレート増産 [ベルギー]
10月も半ば近くになってやっと夏が少しずつ遠のいているなと感じられるようになりました。
でも、今年もまた秋がみじか〜くなってしまいそうな予感が・・・。
さて10月といえば、忘れてしまってましたが、今月末に英国のEU離脱の期限を迎えます。
その影響で、なぜかベルギーのチョコレートの生産が増加しているらしい。

下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年10月4日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはベルギーのセント・ ニクラスにあるギリアンの工場。
1日だけで75トンのチョコレートが約100か国あまりに輸出されているそうです。
ギリアンといえば、この貝殻のチョコ。お土産でもらったことがありますが、美味しいですよねえ〜。
カカオバターで作られたこのチョコレートが英国人の間で特に人気があり、英国はギリアンにとっては一番の得意先になっているそうです。
しかし、今月末、合意なき離脱になったらどうなるのか?
一計を案じた英国人が買いだめを始めたらしい。おかげで生産ラインは毎日フル稼働。
「英国で買いだめが始まったため、我々の生産量が増加しているのです」と工場の方。
この買いだめはチョコレートだけに限ったことではなさそうです。ジャガイモなどの野菜も同様です。
因みにベルギーからは、あのフィッシュ&チップスのジャガイモが輸出されているとか。
ええっ、あれはベルギーのジャガイモだったのか・・・。
この一年間でベルギーから英国への輸出は16%も増加しているそうです。
こちらはロンドンにあるスーパー。フランスの食品を中心に販売しています。
毎日、ビスケットやジャム、チーズなどをかごいっぱいに買っていく人が絶えません。
「買いだめが始まっていて、店の在庫がなくなってしまうのではと心配です。それに、長く保存しておけない製品、例えばヨーグルトや生クリームなどはどうなるのか気になります」とお店の方。
この日、イギリス政府は離脱後の税関業務について、遅れが生じないように対応策を発表しましたが、英国市民を安心させることはできなかったようです。
「物価の上昇、品不足、供給不足なとても心配ですね」と女性。
「EUからの輸入が滞って、医薬品、野菜や果物などの生鮮食料品が止まってしまうと困ります」と男性。
多くの英国人がさらなる離脱延期を望んでいるとか。
そんなことなら、いっそ離脱をやめちゃったらって言ってしまいますねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、スーパーで買い物をしていると、娘が、雪だるまのぬいぐるみが当たるくじ引きをやりたいという。どうせ当たらないとくじを引かせた。まさか身長160センチの巨大雪だるまを車に詰め込み帰宅するはめになるとは・・・
」
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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