アマルフィのレモン [イタリア]
いよいよイングランド対ニュージーランドの日がやってきました。
ニュージーランドがイングランドに勝って三連覇への道を前進するのか、それともイングランドがそれを阻むのか、気になりますねえ〜。
個人的にはイングランドに阻んでいただきたし。ニュージーランドが嫌いなわけじゃなく、同じチームが3回も続けて優勝するのはどうも受け入れ難いからなのです。
それはそうと、ネットのニュースを見ていたら、オールブラックス公認の日本酒があるとか。その名も「ALL BLAKS 純米大吟醸」。
先日、吟醸酒を味わってきた身としては無視できないお話。ちょっと飲んでみたい。
それにオールブラックスがあるのなら、桜の戦士もあったっていいじゃないか!となります。例えば「桜の戦士 大吟醸 斗瓶囲い」とか。
今年、いち早く作っていたらかなり売れたでしょうねえ〜。
それはさておき、本日は南イタリアの海岸沿いにある町アマルフィの特産品レモンのお話です。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年10月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
空から見たアマルフィ。美しいですね。
この階段状の畑で作られているのがレモンです。
サルヴァトーレさんの栽培するレモンはここにしかない品種。なんだかでこぼこが多いけど・・・。
「ほら、これを見てください。エッセンシャルオイルが表面に出てきて、とてもいい香りがします。それに果汁も甘みもたっぷりで、すぐにこうして食べられますよ」
3ヘクタールくらいの小さな果樹園ですが、90トンものレモンが収穫されるそうです。
どうしてこんなにたくさんのレモンが育つのか?その秘密は養蜂家のジョヴァンニさんがご存知です。
ジョヴァンニさん、ここでレモン専用の蜂蜜を集めているそうです。
「レモンの木は受粉のためにミツバチが必要なんです」
ミツバチが働けば働くほどレモンもたくさん実るというわけです。
収穫されたレモンは、この小さなロープーウェイで麓に運ばれます。
「昔は女性が背負って運んだんです」とサルヴァトーレさん。
さて、こちらはレモンのリキュールを作っている製造所。集まってきた観光客に香りを嗅いでもらうと、強烈ですねという言葉が返ってきました。
「ちょっとした薬のようでしょ」と製造所の方。
このレモンのリキュールはリモンチェッロと呼ばれ、アマルフィのシンボルのような存在になっています。
作り方は、まずレモンの皮を出来るだけ薄く剥きます。
「この黄色い皮の部分を使います。こうするとエッセンシャルオイルが出てきますよ」
この皮を蒸留酒に入れ、水と砂糖を加えて漬け込みます。こうしてできたのがリモンチェッロです。
「このラベルが大事なんです。AOPで保護されているんです」
リモンチェッロは美しい大聖堂と同じくらい人々に愛されています。
「暑い時に飲むとスッキリします。でも、飲む量は気をつけないとね。夜飲むのがいいかもしれないですね」と女性。
蒸留酒ですからアルコール度高め。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、裸足で庭を歩き回っていたら、突然、蜂に刺されて飛びのいたら、今度はそこで別の蜂に刺された
」
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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