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続・あったかいスープ [フランスのグルメ]

 パリのノートルダム大聖堂の火災から7カ月が過ぎました。今月3日に撮影された大聖堂が→こちら

 木製の屋根が作られているようですが、おそらく応急的なものでしょう。それに後陣の窓も何やらカバーが掛けられているようです。ステンドグラスが補修中なのかもしれません。

 またフライングバットレスの一つ一つに補強が施されています。慎重に修復作業が進められているようです。

 それはさておき、この週末、寒波がやってくるそうじゃないですか!暖房が必要になるとか・・・。

 そうなるとやっぱりあったかいものが食べたくなりますね。

 というわけで、今日もスープのお話です。今回はリムザン地方に昔からある伝統のスープを紹介しましょう。

Paris_StJunien.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年11月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのスープ。ブレジョード(béjoaude)というそうです。何の変哲も無い野菜スープのようですが・・・。

 暖炉の火もあったかそうです。

 ブレジョードを作るためには、まずは野菜が必要です。向かった先は市場ではなく自宅の菜園。

 地面を掘り起こすと出てきました。ルタバガという根菜です。

 この辺りの農家には自宅に必ず菜園があって、野菜を育てているそうです。

 必要な野菜を収穫したら自宅に戻ります。野菜は、ルタバガの他に、ネギ、じゃがいも、キャベツ。

 しわしわのキャベツが白菜に見えてしまいます。キャベツの芯は食べ心地が良くないので取り除くそうです。

 そしてニンジンは入れないそうです。ニンジン嫌いの人にはぴったりのスープ。

 鍋に適量の水を入れ火をつけます。そこに切った野菜を全部入れて、最低1時間は蒸し煮にします。

 次に登場したのがこの方。何やら白いものを持ってきました。

 塩漬けにした豚の脂肪。この脂肪をスライスしたら、フライパンで炒めます。そこにお湯を加えて煮詰めます。

 脂肪が出尽くしたら全部取り出します。取り出すときは脂肪を潰して中身を絞り出すようにします。

 この “潰す(brejar)” という言葉がスープの名前の起源だそうです。

 こうして取れた脂肪の出汁を野菜スープの中に少しずつ入れていきます。乱暴に入れると油に火が付いてしまうらしい。

 ブレジョードが、豚の形のスープ壺に入って登場しました。

 この方々、何者?と思っていたら、例のコンフレリーのメンバーだそうです。

 伝統の料理ブレジョードを守り、広く世に知らしめ、普及させるというのがその役割。いいお仕事ですね。

 最後は、お皿に残ったスープに赤ワインを加えてすするのが伝統の食べ方だそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、貧乏学生ゆえに食費も乏しく、できるだけ小さいスプーンでスープを食べた。なんだかたくさん食べた気がした[たらーっ(汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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