キャベツのファルシー [フランスの郷土料理]
昨日のフランスは各地で降雪したようです。
朝の気温はパリで4℃。午後もあまり上がらず似たり寄ったりの気温です。予報通り寒波がやってきたようです。
日本もフランスほどではなさそうですが、週末は寒くなりそうです。
本日はそんな寒い日にぴったりの郷土料理を紹介しましょう。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年11月14日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランス中央山岳地帯の南部に位置するカンタル県で広く食べられているキャベツの詰め物料理。
家の数だけ工夫を凝らしたファルシーがあるとか。
ここは標高800メートルの山の中にあるオーベルジュ。遠くに見えていた雪山はピレネー山脈?
それはともかく、ここのご主人がキャベツのファルシーを作ってくれます。
しわしわのキャベツに包丁を入れたら、使えそうな葉っぱを選び出します。
芯を取ったら鍋で10分ほど湯がきます。
その他の材料は、豚バラ肉、ソーセージの中身、豚バラ肉の燻製と豚の脂肪。燻製と脂肪はスライスしておきます。
湯がき終わったキャベツの葉は外に出して冷やします。
「今朝の気温は5℃。冷蔵庫と同じ。ここならすぐに冷めますよ」とご主人。
豚バラ肉は前もって1時間半かけて茹でておきます。随分と柔らかくなってます。
茹でたお肉はミンチにしてソーセージの中身と混ぜわせます。
これをキャベツと交互にバットに詰めていきます。スライスした豚バラ燻製と脂肪も間に挟むのを忘れないようにしましょう。
これを160℃のオーブンで1時間から1時間半かけて焼き上げます。
こうして出来上がったのがこれ、キャベツのファルシー。
おお、なかなかボリュームがありますね。それに美味しそう。赤ワインなどの見ながら食べたいところです。
作り方も難しくないですね。ただ、時間がかかります。豚バラ肉を柔らかくなるまで煮込むのに1時間半、最後のオーブンで焼き上げるのに1時間半。全部で3時間。
ただ、その間はやることないですね。ただ待っていればいいだけ。
ちょっと作ってみたい気がします。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、うちの事務所はあまりに寒すぎて、トイレのハンドドライヤーで暖をとった
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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