30ユーロで晩ご飯83 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は帆立貝を使った料理を、ノルマンディーの漁師さんが作ってくれます。
帆立貝といえば、年末のご馳走に使われる高級食材のひとつ。30ユーロで大丈夫か?
ではスタート!

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2019年12月14日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
クルスール=シュル=メール(Courseulles-sur-Mer)の港。
ここで待ち合わせているのが漁師のジャン=マルクさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
ジャン=マルクさんは帆立貝の漁師。お父様も同様だったそうです。
年末は一年で一番重要な時期。
「11月から12月末までは毎日漁に出ます」とジャン=マルクさん。
まずは魚屋さんにやってきました。実はこの女性、ジャン=マルクさんの奥様。家族一丸となってお仕事に励んでいらっしゃるようです。
ジャン=マルクさんの船は毎週7トンもの帆立貝を水揚げするそうです。
「貝殻が動いてますからまだ生きてますよ。こうやって殻を開けて身を取り出します」
帆立貝、これはたまらないと水を吹き出してました。
で、結局、20個ほどの帆立貝を購入しました。これが18ユーロで、残りは12ユーロ。
予算の半分以上を使ってしまいましたが、他にも必要な食材がまだまだ残ってます。
余裕の表情のジャン=マルクさん。頭にはすでにメニューが出来上がっているようです。
さて次は八百屋さんにやってきました。どうやらネギを買うようです。3本で2ユーロ、残りは10ユーロ。
次に生クリームをカップ一杯分購入して1.10ユーロ。残りは8.90ユーロ。
さらに、エシャロット2個にレモン2個+リンゴ5個を購入。これが全部で3.13ユーロで残りは5.77ユーロ。
そして最後にタルト用の生地とシードルを購入。これが5.46ユーロ。手元に残ったのはわずかに0.31ユーロでした。
予算をクリアーしたら、調理の開始!
本日は漁師さんらしく調理は船のキッチンで行います。思った以上に広いキッチン。
まずは貝から帆立を取り出します。
「これから作る料理は父親がよく作っては仲間と一緒に食べていたものなんです」
前菜はカルパッチョ。エスプレットの唐辛子を振り掛け、最後に上からレモンを絞ります。
次はメインのホタテとネギのフォンデュ。
帆立をフライパンで炒めます。そこにネギを生クリームで煮込んだものを添えます。
最後はデザートのタルトタタン。使うのは帆立貝の殻。オーブンで焼いたら出来上がり。
どれも簡単で美味しそう。お供の飲み物はシードルでした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、母がプレゼントを持ってうちに来るという。プレゼントとは箒とちりとりだそうだ。壊れたシードルの瓶や、まだ小さい息子の食べ残しがいつまでも残っているのを見ていられないという。それにしても私の誕生日のプレゼントが箒とちりとりとは
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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