皆でフレンチカンカン [フランスのお宝]
カレンダーを見ながら、あれえ〜、もう17日か!となってしまいました。どういうわけか、まだ10日くらいの気分でいました。
今日が17日ということは、年越しまでちょうど2週間。時間が過ぎるのはやっぱり早い。2週間経てば2019年ともお別れです。
大晦日の過ごし方はいろいろですが、フランスではキャバレーでショーを楽しみながら新しい歳を迎える人たちもいるそうです。
キャバレーと言っても女性が男性を接待する店のことではなく、ご馳走をいただきながら、舞台のエンタテインメントショーを楽しむのがフランスのキャバレーです。
パリのキャバレーですぐに思いつくのがムーランルージュ。ムーランジュージュと言えばフレンチカンカンです。
最近、このダンスが一般の人たちに人気だそうです。
下記の下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2019年12月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはパリ郊外のナンテールにあるダンス教室。
フレンチカンカンを踊っているのは、エンジニア、公証人の見習生、英語の先生等々。
1週間に1回この教室でレッスンを受けます。レンスンを休む人はめったにいないそうです。
「仕事のことも私生活の心配事も全部忘れて踊ります。飛び跳ねて叫んでとっても楽しいです」と女性。
確かに、フレンチカンカンはストレスの発散に最適かも。
先生が持ってきたのはレースのショーツ。ショーツとは言っても、見せるために作られています。
こういうのを一度履いてスカートを捲り上げて踊ったら、すっきりしそう。
この5年間で受講生の数は3倍に跳ね上がりました。
「世の中、少々うっとおしいでしょう。だから、皆、楽しい気分になりたいんです」と先生。
フレンチカンカンを踊るためには、基礎となる体作りが大切。柔軟でないと足は上がりませんし、しっかりした筋肉がないとすぐに倒れてしまいます。
「バランスを保つのが難しい(笑)。でも柔軟な体になりそうです」と女性。
「私はフレンチカンカンを踊るためにジム通いをやめてしまいました」と別の女性。
「私はもう若くありませんが、不思議なことにこのダンスだけは踊れますよ」とマダム。
運動もできてストレスも解消できるなんで一石二鳥。人気になるのもわかります。
一方、こちらはナンテールから600キロほど離れたドローム県の小さな町。
小学生と思しき女の子たちがスタジオでフレンチカンカンのレッスンを受けています。
レッスンは5歳から受けられるそうです。
「ミス・フランスを見たら、私もドレスが着たくなったんです。このドレスはとても素敵です」と女の子。
こちらのフレンチカンカンは子供達にも踊れるように振りを少し変えているそうです。ここも人気で生徒数は倍以上に増えているとか。
さらに、女の子だけではなく男の子の心も捉えているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼女のためにストリップショーをやって見せた。大笑いしている彼女が言った。『Mr.ビーンが踊ってるのかと思ったあ〜ははは』」
VDM(Vie de Merde)より
nice!ありがとうございます。
年越しに舞台を楽しむとは、さすが
海外・・・。おしゃれですね^^
byオカベン
by 今造ROWINGTEAM (2019-12-17 13:09)
今造ROWINGTEAMのオカベンさん
こちらこそご訪問いただきありがとうございます。
大晦日に舞台のショーを楽しんだら盛り上がりそうですねえ。
by carotte (2019-12-25 17:49)