40ユーロで晩ご飯84 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯。
いつもなら、30ユーロ以内でフルメニューの晩ご飯を4人分作ってもらうところですが、今回はスペシャル版。
クリスマスイヴを明日に控えて、本日はちょっとだけ予算を増やし、40ユーロで4人分のクリスマスディナーを作ってもらいます。
しかも、フランスを脱出し、サンタクロースの故郷と言われているフィンランドにやってきました。
ではスタート。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2019年12月14日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こはヘルシンキ。クリスマス市が開かれているようです。ストライキもなくのんびりしてますねえ〜。
今日、チャレンジしてくれるのはこの方。ヘルシンキでレストランを開いているフランス人シェフのマティアスさんです。
シェフにはフィンランド伝統のクリスマスディナーを作ってもらいます。では40ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
やってきたのは毎日のようにシェフが通っている市場。
まずはデザート用のパイ生地を作るのに玉子とバターとブルーチーズを購入。フランスのロクフォールに比べるとマイルドだそうです。これが全部で11.57ユーロで、残りは28.43ユーロ。
次は香辛料のお店にやってきました。シナモン、生姜、カルダモンを購入。これは6ユーロで、残りは22.43ユーロ。
さて、市場のお菓子屋さんではクリスマスになるとこんな焼き菓子を売っています。パイ生地にプルーンを添えたお菓子。今日はこれを作るようです。
「いいプルーンが手に入ったの。これでタルトを作ったら美味しいわよ」と八百屋さん。
このお店でプルーンとベリーを買って6.50ユーロ。残りは15.93ユーロ。
最後はメイン料理に使う魚を求めてこちらのお店にやってきました。
お祝いの時に食べるのがこちらの魚、サーモンです。この切り身を購入。一緒につけてくれた緑のハーブはディルです。これが15ユーロ。
フランスでもクリスマスのご馳走に登場するサーモン、やっぱり高いですねえ〜。
しかし、お買い物は予算内で収まりました。ではレストランの厨房で調理の開始!
調理場では従業員の方がパンを作っていました。このサーモンと一緒にいただくパンです。
まずはこのサーモンに取り掛かりましょう。お皿に粗塩を振り、そこに切り身を置きます。さらに上から塩を振り、ディルを散らしたらフィンランドのウォッカを振りかけます。これを冷蔵庫に入れて寝かせます。
その間に、デザートを作りましょう。パイ生地を風車のように成形したら、真ん中にプルーンのコンポートを絞りだします。これをオーブンで焼けば出来上がり。
次は冷蔵庫で寝かせておいたサーモンを取り出しスライスします。フィンランドではこんな風にバターをたっぷり塗ったパンにのせて食べるそうです。これにはブルーチーズも添えられていました。
そして、クリスマスには欠かせない、ホットワインも用意しました。ホットワインはワインを温めただけではありません。シナモンなどの香辛料で香りがつけられています。
ではいただきましょう、乾杯!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、会社からクリスマスプレゼントをもらった。マグカップだった。できるだけ環境に配慮したエコなものにすると言っていたのに、プラスチックの中国製。しかも包装はリサイクル不可。でもオッケー、色が緑色だからねえ〜」
VDM(Vie de Merde)より
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